日常生活に於ける精神病理 (岩波文庫)

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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003364215

作品紹介・あらすじ

度忘れや言い間違い、思い違い、迷信には、どのような心理メカニズムが働いているのか。さまざまな偶発症状の背後に隠された意味を解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 旧かな旧漢字、しかもゴチゴチの文体にずいぶん手こずらされただけではなく、内容がつまらない。
    話し損い、読み損い、書き損ない、忘却、掴み損い、思い違い、などなど標題のとおり日常生活にありふれたこれら失錯行為の無意識に隠れた意味を解釈する、という〈夢〉と並んで精神分析の王道であるが、これでもかと列挙されるおびただしい数の事例の記述がつまらないのである。(実証科学の体裁を追求しようとする涙ぐましいまでの努力!にもかかわらず)
    どうしても言葉と文化の障壁がいかんともしがたいのと、解釈の鮮度の低さがその原因だろう。
    手紙を出し忘れたのは、出したくなかったからだろうと言われても、もう誰も感心しない。
    しかし、後半で検討される、過剰な解釈のパラノイアとの連続性や、迷信嫌い、症候と偶然の考察などは意味深いものだし、自由連想法の逐語記録などは一見の価値大である。
    他の本と併読だったが2週間もかかってしまった。

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