建築の七灯 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1930年6月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784003367049

みんなの感想まとめ

人間の生き方や価値観を深く考察する本作は、建築を通じて私たちの精神的な在り方を問いかけます。著者は、失われつつあるゴシック建築に対する優しさと痛みを持った視点を提示し、宮大工のように永遠を願って作られ...

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • マーカーを引いて、音読して、自戒したり、人間いかにいくべきかの問題を真正面から取り上げている、好著。他人にも紹介しました。

  • 今更読む。当時ですら失われつつあったゴシック建築に向けるラスキンのまなざしがやさしいというより痛々しい。根底のところで宮大工とちょっと似ている。永遠に残れ、と祈って作るような。利便性やコストパフォーマンスという言葉の中で失われていく精神であり、私はその欠片でも見たことがあるだろうかと思わずにはいられない。

  • ジュンク堂書店 大阪本店

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著者プロフィール

ジョン・ラスキン John Ruskin(1819―1900)
十九世紀のイギリスを代表する評論家・美術批評家。ロンドンの富裕な商人の家に生まれヨーロッパ各地の風景や優れた美術、建築に接して育った。オックスフォード大学を卒業、のちに同大教授。二十四歳でターナーの作品を弁護する『近代画家論』五巻を発表、一躍注目を浴びる。自身も製図を手がけ水彩画を描き、ラファエル前派運動のパトロンでもあった。偉大な建築は国民の宗教性、美的感受性の高さを示すとし『建築の七燈』『ベネツィアの石』などでヨーロッパ建築を調査、その基礎を支える労働者の生活に目を転じ、実践的立場から社会、経済、政治の改革論を発表した。『芸術経済論』はラスキン三十八歳の発表で『ムネラ・プルヴェリス』『この最後の者にも』とともに経済三部作をなす記念的著作。

「2020年 『新訳版 芸術経済論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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