- Amazon.co.jp ・本 (549ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003369210
作品紹介・あらすじ
フランクフルト学派の名著。亡命先のアメリカで書かれた。西欧文明の根本的自己批判として名高い。"啓蒙"の光と闇を理論的軸にオデュッセイア論・サド論で具体的に神話の寓意や道徳の根拠を検証。米国大衆文化や反ユダヤ主義批判によって近代の傷口を暴き現代の課題を示す。
感想・レビュー・書評
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序文と第Ⅰ章「啓蒙の概念」のみ読んだ。原文もそうなのか訳文がそうなのかわからないが、一文一文に内容がつめこまれており、意味を理解するのに時間がかかる。言わんとすることはわからなくないが、筋の追いにくい部分も多々あり疲れた。フランクフルト学派の雰囲気に触れた気分にはなれた。
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備忘録
佐藤優
文化エリート重視、
啓蒙的な理性が発展して行くにもかかわらず
なぜナチズムが生まれてきたのか -
真の人間的状態に踏み入るためには、新たな野蛮を伴う可能性を示唆している。
近代が追い求めたものの帰結は様々ある。そして、その中で野蛮なものもきりがなく挙げられる。神を殺したのはニーチェかもしれないが、理性を殺しにかかったのはアドルノたちだ。 -
むずかしい。同じ路線ならアーレントのほうが好き。
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【要約】
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【ノート】
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<閲覧スタッフより>
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所在記号:文庫||134.9||ホマ
資料番号:10178161
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古書店にて3年以上前に購入。アドルノ単著の『否定弁証法』だけ知っていたが、ホルクハイマーに至ってはその名前すら知らず。当時のアメリカ大衆文化や反ユダヤ主義といった紋切り型はさて措き、ヘーゲルすらろくに読んでないのに、いきなりこれというのも我ながら無理がある。それでもⅡのセイレーンの件(のび太の魔界大冒険!)や「誰でもない者(ウーディス)」に関する考察は知的興奮を覚えたし、Ⅵは宛ら20世紀版ニーチェといった趣。そしてⅢの最終頁は、全文引用したくなるほどに感動的なサド及びニーチェへの賛美となっている。
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