哲学の根本問題・数理の歴史主義展開――田辺元哲学選III (岩波文庫)

著者 :
制作 : 藤田 正勝 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 38
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003369432

作品紹介・あらすじ

北軽井沢での講義をまとめた『哲学の根本問題』は、田辺哲学を理解するための格好の入門書。『数理の歴史主義展開』は、田辺自身が「私の哲学思想の総決算的告白」と述べた田辺哲学の集大成。数学基礎論が直面する難問に正面から取り組んだ試みである。

感想・レビュー・書評

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  • 集合論的位相空間論は聞いたことがあったが、位相学的集合論は初めて目にした。

  • 岩波文庫:青 080/I
    資料ID 2010200641

  • この本に収められているもののうち、「哲学の根本問題」は、哲学入門のような内容で、著者自身無理を承知で、概観的に哲学全般を見渡そうとする。
    しかし宗教的なテーマを大きく扱っており、さすがに「懺悔道の哲学」の著者だ。そのほか、時間論へのひっかかりや、意外なマルクス思想へのアプローチも見られて興味深い。
    「数理の歴史主義展開」は、そもそも私が数学を苦手とするために、よくわからなかった。
    この著者独特の「無」の概念は、どうやら弁証法上の「媒介」として必要とされているようなのだが、そうして把握された「無」なるものの本態がなんなのか、ちょっと理解しづらいものがあったと思う。

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