死の哲学 田辺元哲学選 IV (岩波文庫 青694-4)

  • 岩波書店 (2010年12月16日発売)
3.60
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 78
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784003369449

作品紹介・あらすじ

晩年の田辺が構想した「死の哲学」に関する論考四篇を収録。「生の存在学か死の弁証法か」は、死者と生者との「実存協同」の概念を基礎に、「死の時代」の新しい哲学を提示する論文。「マラルメ覚書」は、マラルメの象徴詩「双賽一擲」を読解した最後の著作。他に「禅源私解」「メメント モリ」を収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 何せ下の名前を〈げん〉と読んでいたほど本邦の哲学史に疎い浅学の身であり、偶々古書店で手に取ってパルメニデス、スピノザ、ライプニッツにマラルメと興味深い名前を文中に見つけ面白そうだと軽い気持ちで購入した自分にこの高邁なる〈死の弁証法〉を語る資格など固より無いのだが、数週前の『鉄鼠の檻』の再読が無ければ禅に関する箇所は珍紛漢だったろうし、読書のタイミングとしては悪くなかったと今では思う。後期マラルメに対する深い洞察もさることながら、禅や微積分学をパルメニデスの根本命題に結びつける慧眼には驚嘆を禁じ得ない。

  • 哲学過ぎて素人には難解?読むの辞め

  • p30まで読了

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1949年生まれ。京都大学名誉教授。京都大学大学院文学研究科およびドイツ・ボーフム大学哲学部ドクター・コース修了。哲学博士。専門は哲学・日本哲学史。著書『哲学のヒント』(岩波新書)、『はじめての哲学』(岩波ジュニア新書)、『大正史講義【文化篇】』(共著、ちくま新書)など。

「2022年 『西田幾多郎『善の研究』を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤田正勝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×