聖なるもの (岩波文庫)

著者 :
制作 : 久松 英二 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 132
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003381113

感想・レビュー・書評

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  • 宗教における、言語で説明できないが、人を恐れさせたり、戦慄させたり、魅せたりするものをヌーメンと名付け、その働きと現実的な意味を伝える。キリスト教の教義によらず、諸宗教にも共通するそのような人間の感情から、宗教の意義を再解釈する。
     観念的な理論が多く、途中緊張がゆるんでしまいましたが、大雑把には理解できたと思う。宗教を知るにおいては理解すべき一冊。

    13/6/13

  • C0166

  • 岩波文庫(青) 080/I
    資料ID 20102004073

  • 本書によって、或る現象を宗教的現象たらしめるものとしてヌミノーゼが概念化された。オットーが分析の対象としているのは主にキリスト教の文書・思想家だが、ヌミノーゼを志向的対象とする構造はその他の宗教にも一般的に妥当すると見なされる。

    ぬみのーぜのしょけいきのばんごうづけがしょうじきよくわからない。
    やくがいいのかどうかはよくわからない。

  • なかなかおもしろかった。聖なるもの=ヌミノーゼを、単に神学的・宗教学的な観点だけではなく、心理学や哲学(現象学)とも接触しそうなくらいに探究を掘り下げていて、興味深い。

  • 神学者であり、宗教哲学者であるオットーによるすべての宗教のコアの部分“ヌミノーゼなもの”を著した本。はじめにあくまでキリスト教に帰依した者による著作であることは断っておく。
    この本は著作の中に「このカテゴリーは全く特殊であるので、あらゆる根源的な事実もしくは根本事実と同じように、厳密な意味では定義できず、ただ議論されるだけである」とあるように明快な解を与えてくれるわけではない。ただそのものについての理解を助けてくれるものである。そうした意味でこたえだけを欲しい人にはお勧めはしない。またこの著作だけではおそらく何の面白みもないものであろう。そのためこの本は宗教に興味を持っており、なおかつそれらに関わる問いに対するこたえに給している者に読まれてこそ真に意味のある本であろう。

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