シレジウス瞑想詩集〈上〉 (岩波文庫)

制作 : Angelus Silesius  植田 重雄  加藤 智見 
  • 岩波書店
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003381915

作品紹介・あらすじ

シレジウスはドイツ・バロック時代を代表する神秘主義的宗教詩人。そのほとんどが2行詩で書かれた『瞑想詩集』はおよそ1700句から成り、深い瞑想をとおして得られた人と神との同一性あるいは霊的合一性、人が神の領域に入る可能性などへの詩人の確信が美しくも簡潔なことばで告白されている。わが国初の全訳。

感想・レビュー・書評

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  • 日本初の全訳詩集だそうで、私も彼の名前は知りませんでした。
    『ソフィーの世界』で彼の「魂は神に受け入れられると神になる」という詩が引用されていたのに「綺麗な詩」だなと思って、読んでみました。

    その多くがわずか2行からなるシンプルな詩句で、それが何百と続いている。

    シレジウスの瞑想の中から生み出された、神の中における、神との静かな対話。

    「神は純粋な無である。いついかなるところでも神に触れることはできない。神をとらえようとすればするほど、神はあなたから遠ざかる」

    シレジウスの精神の透明さがにじみ出るような詩集。

  •  この詩は、ほとんどが2行以内の詩である。
    キリスト系のことに関する詩集である。
    そのため、よくわからない詩も多いが、
    私が理解出来る詩の中に、良い詩は多くあった。
     例えば、「人間性を愛すべし」。
    人間を愛さないことはあなたにとって当然間違いではない。
    しかし人間の中には愛すべき人間性がある。
     たまに、この人には良いところが1つも見当たらない、
    という人がいる。
    だが、その人にも、もしかしたら良いところがあるのかもしれないと考えたら、
    少しでもその人のことが好きになれるのかもしれない、
    と思った。

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