新科学論議 ((下)) (岩波文庫 青906-4)

  • 岩波書店 (2024年8月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (284ページ) / ISBN・EAN: 9784003390696

作品紹介・あらすじ

ニュートンの『プリンキピア』に先立つこと半世紀、自由落下や加速度運動など、物理の基本法則を実証的に記述した本書は、近代物理学の幕開けを告げる画期的な著作となった。下巻では、幾何学を縦横に駆使し、自然の背後にひそむ数学的な規則性を明るみに出す。ガリレオ以前に誰も知りえなかった真理が初めて記される。

感想・レビュー・書評

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  • ほとんどが数学的な証明に当てられていました。そのため、命題だけを掻い摘んで私は読ませていただきました。

    ガリレオの主張、等速度運動や等加速度運動の性質はは中学で習う基本的な運動法則ですが、それをすべて証明する姿勢がよく伝わりました。

    どれだけ科学に対して数学を重視していたかがよく分かります。アリストテレスの『天界論』などの議論と比較すると、その対比が強すぎて、面白かったです。

    特に、解析学を用いてないところがものすごく特徴的です。解析的な手法がないとこんなにも難しいのかと実感しました。間接的に、解析学のありがたさを感じました笑

  • ふむ

  • 【本学OPACへのリンク☟】

    https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/719128

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著者プロフィール

数々の実験を考案して力学や地動説を確立した「科学の父」。

「2013年 『望遠鏡で見た星空の大発見』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ガリレオ・ガリレイの作品

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