種の起原〈上〉 (岩波文庫)

制作 : 八杉 龍一 
  • 岩波書店 (1990年2月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003391242

種の起原〈上〉 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 進化論を提唱した、ダーウィンの名著。
    彼の文章は中々回りくどく、難解であった。

    ただ一つ言いたいのは、彼は「創造論者」を避難してはいるが、決して「キリスト教」を攻撃してはいない。
    彼が進化論の根拠とするのは、「今知られている動物が、絶滅した動物に比べて少数であることを考えれば、少しずつあゆみがあったと考えるのが当然である。自然は多様性を浪費するが、改革は節約する。自然は飛躍しない。」と述べる。

    また古代ギリシャのアリストテレスの著書「自然学」において、自然選択の原理の萌芽を見て取ることができるとする。それは「例えば歯が噛み切るように、または草をすりつぶすようにできているのは、そのために造られたのではなく、結果である。あらゆる器官がそのためにできているように見えるのは、内在的な変化の結果である。」としたところである。これについては、自然選択ではないよねとダーウィンは云っている。

    とにかく、完全に理解するには至っていない。下巻もあるのだが、光文社古典新訳文庫からも出ているし、合わせて読んでみたい。

  • 読んでもあまり「面白い」本ではない。現代からみれば当たり前のことばかりが書いてあるからだ。膨大な知識と実験データから、現代の「当たり前」を創りだしたダーウィンの偉大さを知りたいならば、ぜひ読むべき本。図版が少ないのでかなり難解だが。

  • 生き残る強い種(個人・家族・組織)になるためのヒントがあるかもしれないと思い、購入しました。
    内容も勉強になりますが、「神が人間を創造した」と皆が信じていた時代に、全く異なる理論を構築・主張して世間を納得させたという事実に感動を覚えました。

  • 新書文庫

  • 速読を実践してみた
     
    難しい内容…

  • 読みやすい本ではない。その理由の一つが、ぼくらが一種の常識として進化論を知っているからだ。そういう意味での驚きはない。もちろん進化論は本書から始まったのであって、本末転倒もいいところなんだけれど。
    膨大な傍証と同時代の科学者たちの研究への言及が続く。その中にはファーブルやオーデュポンといった知った名前も出てきてちょっと嬉しい。動物、鳥、植物、農学、地理、地質学と、ダーウィンの博物学者としての広大な知識が総動員される。すごいなと思うのは、進化論に対する反論をひとつひとつ真摯に取り上げ、分析していくことだ。その中には、「進化の途中と思われる生物の化石が発掘されないのはなぜか」といった有名な問いかけ(ミッシングリング)もあれば、進化の突端、たとえば腕が翼に変化していく一番最初の僅かな変化が、生存競争に有利に働くとは思えない(だとすればその方向の進化が選択されることはない)といった、ぼく自身不思議に思った議論も含まれている。それに対するダーウィンの反論が説得力があるのかはまた別の話で、ぼくが当時の読者だったら納得したとは思えない部分もあるのだが、それもまた面白い。

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    チャールズ・ロバート・ダーウィン(Charles Robert Darwin, 1809年2月12日 - 1882年4月19日)は、イギリスの自然科学者。

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