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Amazon.co.jp ・本 (173ページ) / ISBN・EAN: 9784003391716
みんなの感想まとめ
人間の目には見えない病原菌の存在が認識されるまでの歴史的変遷を描いたこの書は、近代医学の発展における重要な人物たちのエピソードを通じて、医学の進歩がどのようにして実現されたのかを示しています。特にクリ...
感想・レビュー・書評
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人間の目には見えない病原菌があるという認識がなかった時代から、認識されていくまでの変遷が分かる書。
クリミア戦争では、
フランスもロシアも戦死者よりも圧倒的に戦傷者(傷から身体が腐敗)で死に至る場合の方が圧倒的に多かった。
ガーゼの使い回しなど、今では考えられない状態にあった。
また、新しい発見がなされた場合も、既存の物事の見方が邪魔をし、広く新しい認識が普及することが遅れ、助かる命が助からなかったということも特筆すべき点だ。
人間がいかに過去の慣習や思い込みに固執するかという良い例だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
岩波文庫
メチニコフ 近代医学の建設者
ノーベル賞生理学・医学賞を受けた著者が、伝染病の予防と治療に貢献した パストゥール らの人生やエピソードを語った本
ワインやビールについての発酵の研究を人間の伝染病の予防につなげる発想は凄い。発酵も伝染病も 微生物の生命活動の作用である点は同じ、ということらしい
生物は自然発生しない(生命のない物質から生命は生まれない)という自然発生否定説も 微生物の生命活動の立証から引き出した見事な仮説だと思う
パストゥールとコッホは細菌理論の共同創始者だと思っていたが、かなり競合した関係であることがわかる。フランスとドイツの関係性みたい
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