- 岩波書店 (2023年1月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (236ページ) / ISBN・EAN: 9784003393437
作品紹介・あらすじ
特殊相対性理論の提唱後、アインシュタイン(一八七九-一九五五)は、自然法則の時空的記述について、より一般的な枠組みを与えるべく思考を重ねた。本書は、彼が一般相対性理論を着想し、その定式化を完了するまでに発表した論文のうち六篇を精選する。思索の流れ、試行錯誤、困難を克服する鍵となったアイデアが浮き彫りになる。
感想・レビュー・書評
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《目次》
総説 一般相対性理論までの道のり
掲載論文1 相対性理論とその帰結
第V部 相対性原理と重力
掲載論文2 光の速度と重力場の静力学
掲載論文3 一般化された相対性理論と重力理論の草案
I. 物理の部
掲載論文4 「一般化された相対性理論と重力理論の草案」へのコメント
掲載論文5 重力の問題の現状について
掲載論文6 一般相対性理論について
掲載論文7 「一般相対性理論について」への補遺
掲載論文8 重力場の方程式 -
図書館で借りた。
かのアインシュタインの論文集。翻訳者が極力ドイツ語から訳したというのが本書の魅力。
アインシュタインと聞くと我々世代は伝説の科学者という印象だが、日本にも来ているし、ほんの最近・戦後まで生きた人だ。その人の論文が読めるとなると、なんとなく”アインシュタイン先生”の講義を聞いているような、親しみを感じる。
相対性理論の教科書的な本は他にも多々あるので、アインシュタイン先生の言葉を感じたい人におすすめの一冊。もちろん中身は簡単ではない。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/787244
著者プロフィール
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