フランス二月革命の日々―トクヴィル回想録 (岩波文庫)

制作 : 喜安 朗 
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (546ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003400913

感想・レビュー・書評

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  • 保守リベラルの思想家トクヴィルによる1848年革命の回顧録。
    なぜか学生時代は敬遠していたトクヴィルですが、今日、時間が空いたので一気読み。

    革命というカオスと大衆暴力に冷ややかな目線を呈する感じがクール。
    ここら辺はちょっと大人のテイストという感じで、さすが体制維持の側にいた人の責任感だなと思ったりしました。

    思想家や歴史家ともいわれるけど、やはりそこは政治家であり、強いていうなら、アカデミックな能力以上にジャーナリスティックな能力の持ち主だったんだろうと思う。理論的な突き詰めよりもその場所、その時間の特質を分かりやすい形で浮上させる書き方は、逆に勉強させられましたね。

  • 2009年5月読。
    1年前は、読むのに失敗したけど、下積みを積んで(?・え、頭痛が痛い?)再チャレンジしたら、難しいこともなくスラスラと読めました。
    トクヴィルの本面白いじゃないか。

    外相だった時分の、外交問題の下りなんかは、期間は短いけど興味深い。
    死によってではなく、都合による未完なのは、返す返すも残念…。
    歴史の一級の証言として、で、何があったのか、その後のクーデターに何を思ったのかを残して欲しかった。

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