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Amazon.co.jp ・本 (544ページ) / ISBN・EAN: 9784003403129
作品紹介・あらすじ
第二次世界大戦下、世界各国が展開した外交の全貌を描いた一大記録。日本外交がたどった最悪の過程を、厖大な資料によりながら描き出し、後代の日本に向けて警世の声明を伝える。政治・外交の前面に立った著者畢生の作品.下巻には、日米開戦に至る過程からポツダム会談、日本の降伏までを収める。(全2冊完結、解説=井上寿一)
みんなの感想まとめ
第二次世界大戦の外交の全貌を描いた本書は、特に日本の外交がたどった過程を詳細に記録しています。下巻では、太平洋戦争の開戦から日本の降伏に至るまでの重要な出来事が時系列で整理されており、読者は歴史の流れ...
感想・レビュー・書評
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芦田均による第二次世界大戦の外交を俯瞰していく本。概要を知る上であればこの1冊で十分ではないだろうか。
下巻では太平洋戦争への突入から日本の無条件降伏受諾までが描かれる。アメリカも極力日本との戦争は避けようとしていた節はあるが、日本に対する制裁措置に温度差があり、結局は開戦につながってしまった印象を受ける。また結局欧米にとっての主敵はナチス・ドイツであり、日本とイタリアは脇役でしかなかったのだろう。
下巻はあくまで連合国視点の場面が多い。その中で興味を引いたのはアメリカが終戦を急ぐあまりにソ連に対してかなりの譲歩をしてしまっている点である。特にヤルタでのルーズヴェルトの妥協は凄まじく、のちにポツダムでトルーマンがかなりの苦労を強いられることになっている。また中国国民党に対する扱いも酷く、戦後共産党に政権を明け渡す遠因にもなっている。冷戦を引き起こしたのはアメリカ自身と言わざるを得ないだろう。
他に面白く感じたのはフランスだろう。ド・ゴールがかなり勝手な動きをしておりチャーチルやルーズヴェルトの頭を抱えさせていたこと。またヴィシー政府もある時期までは連合国の一員として密かに連絡を取り合っていたことである。戦後ちゃっかりと国連安全保障理事会の常任理事国入りした部分も含めて、生存に関する強かさを覚える(戦争自体にはかなり弱いと言わざるを得ないが…) -
図書館で借りた。
岩波文庫の白(政治)の本。かつての総理大臣芦田均が記した、第二次世界大戦の外交史。
「元首相が書いた本って…どんなやねん」なんて軽い気持ちで読んでみたが、良い意味で裏切られた。とても読みやすく、そして大局的で奥深い印象。
第二次世界大戦の話は他の本だけでなく、ドラマやテレビ、学校での授業など繰り返し私の脳に刷り込まれているので、大雑把には把握しているつもりだったが、まだまだ勉強が足りないぞと言い聞かされたような衝撃を受けた。
「第二次世界大戦の教科書」としてお薦めしたい本だ。日本側の一方的な視点だけでなく、米ソ英はもちろん、様々な国の事情でどうだったか、各々の観点での外交事情が記されている。
戦前の人が書いた本ではあるが、読みにくさはほぼない。送り仮名が古めかしかったり、国名などの一部の漢字が一瞬考える程度だ。ホワイトハウスが「白堊館」とか。 -
20200229 中央図書館
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内閣総理大臣までなった 芦田均 の第二次世界大戦の記録簿。下巻は 1941年(昭和16年)11月26日 ハルノートの提案から 1945年(昭和20年)9月2日 降伏文書調印まで。
太平洋戦争開戦から日本降伏まで時系列に整理しながら、世界の新秩序、大東亜共栄圏の構想、降伏に至る経緯を 説明
芦田均の作品
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