国富論 1 (岩波文庫 白105-1)

制作 : 水田洋 監訳  杉山忠平 
  • 岩波書店
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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003410516

感想・レビュー・書評

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  • 諦めました。難しい。

  • 「財産の大小はこの力の度合い、すなわちその財産によって購買または支配できる他人の労働の量、あるいは同じことであるが他人の労働の生産物の量に比例する」

    「労働こそ最初の価格」

    自分の労働と他人の労働で
    生まれた生産物を交換する。

    お金はその為の便利な手段。

    どうせなら、好きで得意なことで生産したい。

  • 遂に読むことができた。経済学を勉強しながらも未だに読んだことなかったので、教養のために読みたかった一冊(実際は計4冊から構成されているので、まだ1/4)
    最初は長編だし、訳が不自然だったので読む気が起きなかったけれど、内容が実用的で、分かりやすいためあっという間に読めた。
    経済学や社会常識では当たり前のことなんだけれども、特に以下の点について理解ができた
    ・貨幣ができた背景
    ・需要と供給が最適な一点に収束する理由
    ・賃金と労働力の関係
    ・なぜ弁護士は給料が高いのか
    ・自由競争と職業組合の対立

    ちなみに雑学的なことも学べた
    ・18世紀頃からじゃがいもがイギリスで主食として流行ったのは、それまで主食であった小麦よりも生産性が高かったから。
    ・ユニバーシティの語源はラテン語の組合→18世紀頃はある職業に就くためには組合で一定期間訓練する必要があった

  • 大昔の本なんだけど、物事の考え方がとても合理的で、納得しながら読んだ。

    社会に、より良い秩序をつくるためには、個々人の善意や、道徳や良識などに期待するよりも、市場という一定のルールのもとで、個々人の「欲望」や「利己心」に任せたほうが、ずっと上手くいく、という考え方。

    この考え方こそ、オレが子どもの頃から漠然と思っていたことに近い。
    オレの言葉で言い代えれば、「欲望や利己心は、本能に基づくもので、とても強力なものだから、社会的に後付けされた善意や道徳よりも、より大きな力をもっている」ということだ。

    この力こそが、市場を形作る。
    ここでこそシュムペーターのいう創造的破壊も起こるし、様々なイノベーションが生まれ得る。
    計画経済や、フランスのような一握りのエリート官僚による計算された経済よりも、有象無象がそれぞれの欲望や嗜好性に基づいて多種多様なアイディアをぶつけあって市場で競争した方が、より合理的で豊かな市場が形成される。
    ただし、市場メカニズムが万全でないことは歴史が証明している通りであり、アメリカの金融市場のように、歯止めがきかない欲望が暴走したときは恐慌が起こる。
    政府がそれを調整する必要があるのは当たり前のこと。
    スミスの基本的な考え方には、今でも影響を受けてる。

    昔、イギリスからスコットランドへスコッチウィスキー飲みながら北上していったとき、グラスゴーを通ったので「あ、アダム・スミスが教えていた大学だ」と思って、わざわざグラスゴー大学に立ち寄った。
    ちょうど経済学の学会が開かれてた。

  • 読みにくい印象をうけた。日経新聞が出版している人の本の方が、頭にスッと入ってきた。

  •  
    ── スミス/水田 洋・監訳/杉山 忠平・訳《国富論〈1〉1776 20000516 岩波文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003410513
     
     Smith, Adam 17230605 England 17900717 67 /
    http://q.hatena.ne.jp/1200599977#a795652
     
    (20160926)
     

  • 4003410513 446p 2000・5・16 1刷

  • 「神の見えざる手」によって経済の均衡は保たれる。

    政治的に制約を受けない自由競争こそ、経済発展のカギである。
    互いに同調とコミュニケーションをもって競争する。
    競争にはフェアプレーで臨むべきである。
    自由に活動していても自然と調和が取れていくものである。
    利潤をすべて消費せず、節約して次への資本を蓄積する。

  • 読むべき本!

    と強く感じ、“えいや!”と4巻セットで購入。
    『道徳感情論』に大変な感銘を受けたので、迷いはありませんでした。

    経済・資本主義に関する書物に当たれば、必ず目にする古典中の古典。
    中学生の歴史資料集にも100%載るほど有名なのに、
    読んだことがないのはなぜ?と常々感じていました。

    有名なのは「需給曲線」と「物価変動」のお話です。
    “神の見えざる手”は余りに有名ですね(1巻では出てきていません)。
    作品を通してテーマはこの1点のようなので、例が非常に細かいです。
    金・銀、豚、羊、鶏、小麦…そんな感じです。
    工業においても、「釘師」など聞いたことのない職ばかり。
    (そもそも1700年代のお話です)
    単純に出てくる話題が余りに新鮮過ぎて、それだけで面白いです。

    ただ、物価のしくみに関しては、集中しないと理論についていけません。
    例えば、「労働こそが唯一価格の尺度」
    …ボーッとしていると、“あぁ手間賃ね”程度で終わってしまいます。

    このテーマをどうあと3巻で広げていくのか…楽しみです!

    2巻へつづく

  • 経済学の開拓者と教わった、アダム・スミスの「国富論」は読んでおくべきだろうと思って、
    世の中の仕組みの一端を勉強しようと思って買った。
    電車通勤の中で読みふけったが、内容はなかなかおもしろい。
    しかし、半分読んで、現在、本棚の奥に眠っています。(笑)

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著者プロフィール

(1723-1790)近代経済学の父ともいわれる英国スコットランドの経済学者・哲学者。主著に『国富論』『道徳情操論』

「2014年 『道徳感情論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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