経済学および課税の原理 上巻 (岩波文庫 白 109-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003410912

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  • 穀物法をめぐる議論。▼穀物法は撤廃すべき。英は工業製品に比較優位を持っている。農業を放棄して、工業生産に特化することで、より安価な農産物を輸入できる。穀物の価格が下がれば、穀物(食べ物)を買う労働賃金に支払う賃金も安くできる。利益を増やし、工業生産をさらに拡大できる。リカード。▼穀物法は撤廃すべきでない。英が工業製品に特化しても、他国もやがて工業化するため、英の優位は失われるかもしれない。工業と農業はバランスよく行うべき。また、英の工業生産が発展すると、工業製品の価格が下がる。すると、農産物を輸入で得るために、より多くを支払うことになる。戦争になれば、外国が英に農産物を売ってくれないかもしれない。マルサス。

    穀物法の廃止1846

  • 経済学が好きな人にもってこいです!

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