- 岩波書店 (1968年2月16日発売)
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感想 : 31件
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Amazon.co.jp ・本 (370ページ) / ISBN・EAN: 9784003411513
みんなの感想まとめ
戦争の本質を探求するこの作品では、戦争が偶然性と不確実性に満ちた現象であることが強調されています。著者は、戦争は政治の延長であり、歴史の学び方や精神的な力の重要性を論じています。特に、リーダーシップに...
感想・レビュー・書評
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時は1800年、プロイセンの軍人クラウゼヴィッツが書いた本で、かのナポレオンをはじめ、日露戦争などの日本軍にも影響を与えた本らしい。
他の人も「難しい」「読み難い」という感想が並ぶが、たしかに小難しい。わかりやすさとは真逆の、何考えてるか分からない大学教授が書いたような文章が並ぶ。
私が一つ学んだとすれば、200年前から戦争というのは政治の一部なのだと理解した。
そして、(この本とは関係がないが、)2022年3月現在のプーチン大統領がウクライナに侵攻している事も、バイデン大統領がウクライナに軍を送らない事も、政治であると改めて感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
むかーし読んだが、わけが分からなかった。
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読みにくいことは承知の上で齧り付きながら何とか一冊読み終わった…。
先史時代や民族間対立の止まない社会における戦争と、ナポレオンによって近代化された戦争は大きく異なり、戦争は政治手段の一つであると看破する。
戦争論はビジネスに通じるものもあると聞きイメージアップしながら読んできた。戦術と戦略の違いなど、何となく見えてきたのだが…
何よりリーダーの力、精神的な力も必要だと明言される点などは現代のマネージャーに通じるものがあると思う -
戦争は不確実性と偶然性に満ちている
軍事的天才→クゥ・ドウィユと果断
物質的な力よりも精神的な力
戦争は政治の延長である
第2篇6章→歴史の学び方、歴史を学ぶ意義
第3篇3章→精神的量の力、精神的力の習得法
実用書ではないが、リーダーに必要な素養や“戦い”に必要なものが分かる。 -
内容ではなく、翻訳に関して。
読みにくい、とのコメントが幾つかありますが、個人的には、格調、勢い、味わいのある名訳だと思います。同じ訳者によるカントの諸作の訳文と同様です。
最近出版された「全訳 戦争論(上・下)」(加藤秀治郎訳、日本経済新聞出版)…「画期的な新訳」「平明な日本語」「既存の翻訳に比べて格段に読みやすい訳文」という謳い文句、「日本クラウゼヴィッツ学会理事」という訳者の肩書につられ、最初はこちらを買って読み始めたものの、無味乾燥な文章で読み進めるのが苦痛になり、岩波文庫版に切り替えて、正解でした。
日本経済新聞社版では、通読性を損なわないように別註は省き、文中カッコで最低限の補足を付けるに留めた、ということですが、文脈上、自明の連関までいちいちご丁寧にカッコで補足されるので、かえって通読のリズムを崩されます。こちらの版は何かとお薦めできないです。 -
第43回ビブリオバトル〜明石の陣〜テーマ「3」で紹介された本です。オンライン開催。
2022.4.14 -
関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40019792 -
第72回アワヒニビブリオバトル「【往路】お正月だよ!ビブリオバトル」第4ゲームで紹介された本です。
2021.01.02 -
SDGs|目標16 平和と公正をすべての人に|
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/708167 -
噂に違わず、激しく読みにくい文章だ。別に訳文が悪いわけではなく、原文からなんだけど。一回通しで読んだだけでは理解できないけど、まあとにかく通しで読むか。
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やっと読めたよぅ
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難しい
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読みにくさから、長年放置していたのだが、訳者あとがきを読んで、原文が元々難解であり、そのため逐語訳では表現できない部分が多くに渡るため、訳に苦労した旨の記述があった。少々古い翻訳で当用漢字に無いような漢字も使用されているが、読めないほどの頻度ではない。苦労するようならレクラム版を先に読んだ方が良いだろう。
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「戦争論」
クラウゼヴィッツ
「名著で学ぶ戦争論」を読んだ影響で読んでみようと。
クラウゼヴィッツの「戦争論」は
避けては通れない書物であるみたいなので、
上中下、全3巻1320ページを紐解くことにした。
「現代サラリーマンが読んで意味がある著書なのだろうか」
答えは否。
逆に1832年に出版された戦争に関する書物だから。
これは自明なんだけども。
それはともかくとしても。
何より読みにくい。
もともとこちらとしても実用書として挑んでいるワケではないので、
ある程度覚悟していたつもりだが「これほど」とは。
何故こんなに読みにくいのか。
理由としては、文章の一文一文を理解するのに、
著者の意図する総体を分かっていないと分かりづらいためだ。
正直、読んでいて苦痛。修行に近い。
何より、読んでも何一つとして現代サラリーマンの
自分に利するところが何もないというのが追い打ちをかける。
と、この点に関して言えば発想の転換によって、
大きく意味合いが違ってくる。
本書は現実的に可能な限り高次な視点で戦争を通観している。
いわば将軍の目線だ。
(ナポレオン・フリードリヒ大王etc)
一介のサラリーマンブ無勢が
そんな高度な目線に立ち会えるとは。ありがたい。
そんな気概をもって読まなければならない。
そう言った意味でいうならば、
時空と地位を飛び越えた書物といえる。
「戦場のetc」
上中下と分けられた本書において、
上巻は主に「全編に対する心構えをつくる」パートという印象を受ける。
対して中巻からは具体的に「本戦」「行軍」「要塞」「山地防御」「河川防御」
など、急に具体的な事項が書かれ始めて面食らう。
中でも印象に残った章といえば「退却」に触れた章だ。
敵軍敗戦後の退却に対して、
追撃を敢行することではじめて大きな戦果を出すことが出来るなど、
目からうろこ、どころかはじめて習う論法が妙に印象に残る。
NHKドラマ「坂の上の雲」で日清戦争中に阿部寛が演じる秋山好古が
「退却戦こそ難しいんじゃ」と言っていたシーンがよみがえった。
「中道へと転がりがちな分野における信念について」
現代サラリーマンが読んで意味があるのか。という問いに対して、
将軍目線で味わえるという、いわば屁理屈のような回答を出してみたが、
最後にもう一つ。本書に対して美徳を感じた点がある。
様々な要因が入り混じるために、
いくつもの誤った説がはびこる「戦争」という事象について、
再度、公正な立場で、論理的で体系的に語ろうとした点である。
門外漢の自分としても、この試みが途方もない作業であることが分かる。
現に本書の大部分のページがもっぱら
「誤った説を修正する」ことに割かれているからだ。
「戦争」という特異な分野であるものの、
この膨大なページに渡って語られる著者の気概が感じられ、
信念を持つことに対する勇気をもらえるような気がした。 -
たぶん永久に積読になりそうなので、先に懺悔。
ごめんなさい無理でした。
上巻の途中で挫折。無念。
「第二次大戦前の主要な戦略論が知りたい。とりあえず『孫子』かなあ?」と弟くんに話を振ったところ、紹介されたのが本書。
「持ってるから貸すよ?」ッて言うから「じゃあ貸してくれなくていいから、内容をかいつまんで説明してよ!」ッて言ったら「読んでないし。」ッて言われた。
読み始めて、よく分かった。
なんて言うのかな、もちろん日本語で書かれてるから単語の意味は分かるし、順に文章は追えるんだ。
でも数ページ読んだところで、ここまでで何が言いたかったのか、さっぱり分かんない…と呆然とする、みたいな。
自分の日本語能力の根本を揺さぶられる、オソロシイ本です。 笑 -
文庫じゃないやつ読んだ
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【メモ】
①読書理由
・有名な本であったから何となく。
・卒論が安全保障にかかわることなので。「戦争とは何か」を考える上で有益かと思った。
・戦争ゲームが好きである。特にCossacksシリーズ。(http://goo.gl/7Vm2T)好きモノは連絡を。
・ツイッター上でこの本の話をしたことがあり、それで面白そうだと思ったため。
②雑感
・マルクス主義の戦争観に大きな影響を与えたのだと、読む前に教えてもらった。そのとおりである。と、いうかこの点じゃないかなと思う。
ひとつは、戦争をするにあたり、兵力を最大限に高めるためには、味方が高い「緊張状態」「危険状態」に置かれている(あるいは感じているか)必要があるというからである。理想の状態はフランス革命み見られると言っている。これはプロレタリアート団結の論理と似ている。
もうひとつは、戦争をするからには敵の全滅を狙わなくてはならないということだ。マルクス主義革命がブルジョア階級の全滅を徹底的に志向するものであるから、これもやはり似ている。
・また共同体の「緊張状態」を高めることであらゆる手段を正当化するという形態は、まさしく近代国家の特徴そのものと言える。現代においても「敵が攻めてくるかもしれない」という共同体的な危機感覚が、あらゆるリスクを許容する上での根拠となっている。
・ドイツらしいなと思った。というのは、理論はあくまでも将帥を成長させるもの、生かすものであって、定規のように使われるものではないと言っているからである。緻密な理論に基づき、なおかつ個人の「天才」を生かそうとする志向は、ワイマール憲法の考え方を思い出す。ウェーバーのカリスマ的統治にもつながるのではなかろうか。
・また物事を論ずるにあたり、「~である」よりも「~ではない」という表現を多用しており、これにも僕はドイツらしさを感じた。「~ではない」を多用する事で「~である」を強調し、また、定義されえない領域があることを表現する。
・「上からの」理論と実践の矛盾をいかに解消するかという議論を行っている。(「下からの」にすれば、マルクスになりうるのではないか。)本書の中核的な問いであると思われる。これは「戦争」という題目を超えて、普遍性ある議論ではないか。
・RTSゲームのコサックスはおそらく本書を参考としている。はず。防御が有利であるという考え方は特に。
・現代は「戦争論」と言った時にどうであろうか。原子爆弾をみれば「(戦略に対する)武器の勝利」と見れる。
・共同体の危機的状況が国民の士気を向上させ、正規軍に十分対抗できるようになるという考えは、ベトナム戦などを見ていると、未だ通用するのだなと思う。しかし、先進国正規軍にとって、今や「危機的状況」とはなんなのであろうか。
・テロなどには、当然適用できない考え方である。 -
読みづらいが、内容は興味深い。「戦術的に戦力の逐次投入はあり得るが、戦略上の戦力の逐次投入はあり得ない。」慧眼。
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273夜
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