賃銀・価格および利潤 (岩波文庫 白 124-8)

制作 : 長谷部 文雄 
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  • Amazon.co.jp ・本 (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003412480

感想・レビュー・書評

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  • 賃金契約の介在により、労働で支払われた部分と不払いの部分が混合され、かつ末日に受け取られる支払いによって、不払いの部分があることが隠蔽されている。

    実は雇い主のために無償で働いているのだ。

  • 2017/02/11 読了

  • 1935年刊(底本1923年)。1886年実施の講演録のため割合読みやすい(ただし、マクロ経済学関連の前提知識が曖昧で、不十分な読解に堕していることは確実)。商品の価値は労働の価値、商品の価値から賃金、地代・利子を控除したものが剰余価値=利潤だ(産業利潤)というのも、論法の進め方としては判らなくはない。ただ、何とはなしの違和感を感じるのも事実。この違和感が気持ち悪いが、その原因は不明(労働以外の要素が商品価値に混入?ブランド。商品価値測定は受け手か送り手か?)。なお、賃金制度の打破を唱えるが、代替案なし。

  • 新書文庫

  • 学生の頃にしっかり経済学やってけばよかった。正直ほとんどわかりませんでしたorz

  • 2014.2.18読了。第一インター中央委員会におけるマルクスの講演の記録。ある委員の主張に対して誤りを指摘しながら、資本家に対して労働力を提供して製品を作り、賃金を受け取る構造について論じている。全ての業態に対して言えることかどうかというと難しいが、資本家がタダで労働力を得ている部分があるとする労使構造の指摘など、現代においても示唆に富んだ本だと思う。

  • 現在の経済学ではこの本にある内容(労働の価値など)をどのようにとらえているのだろうか

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    文庫&新書百冊(佐藤優選)180
    マルクスと資本主義

  • ある説に対する反論としての形を取っているが、内容は労働の価値や賃金についての考察。
    その内容については予備知識が無いのでどう受け取れば良いのかはよくわからないが、考え方の道筋やその表現は面白い。
    マルクスの中では入門書的位置づけらしい。やや難しいが、じっくり読めばなんとかなる範囲だと思う。

  • 1865年の第1インター中央委員会での講演。一般的な賃金引上げは無益であり労働組合は有害だとする一委員の主張に対し、マルクス(1818-83)は逐一反駁を加えるとともに、経済学の基礎理論を駆使して、経済闘争と政治闘争の関係、労働組合の役割等について積極的な主張を展開する。主著『資本論』への最善の、そうして最も平易な入門書。

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