本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784003414514
みんなの感想まとめ
経済の不安定性や不確実性を基に、雇用、利子、貨幣の関係を探る本作は、経済学の古典的な視点を提供しています。利子率が資本コストとして貨幣供給と流動性選好に影響され、それが投資や有効需要に繋がるという理論...
感想・レビュー・書評
-
・経済学を不安定性、不確実性をベースに説明した古典
(解釈が間違っているかもしれないが)
・雇用・利子・貨幣の関係は「利子率→投資→有効需要→生産→雇用」の順で決定される
・利子率(資本コスト):貨幣の供給量と人々の流動性選好(貨幣需要)で決まる。
・投資:生産手段や供給能力の拡充。
・有効需要:「人々のどれだけ消費/投資しようかという意思」。将来に対する期待やで決まる。
・将来に対する期待があれば有効需要が伸び、投資意欲が高まり、貨幣需要が高まり金利が高まる。生産手段の拡充によって雇用も増える。
・将来不安があれば有効需要が萎んで逆の現象が起こる、というのが超ざっくり理解か。
・人々の期待/不安という流動性に基づいて経済の仕組みを説明している点は、現代を理解する上でも、切り口を持つ上で役に立つのではないか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
経済学の古典。いわゆる古典経済学が支配していた時代に著された本書は、古典経済学の洗礼を受けていない若手を魅了し、古典経済学者の中からも宗旨替えをさせるほどのパワーを持っていた。
古典経済学では、長期的、最終的な失業状態は市場で自律的に調整されるためにありえないとされてきたが、本書ではそれを否定し、政府による財政出動などの手立てをし、失業状態を解消する必要があるとした。
また、投資の本を読んだ事はある人は必ず目にしたことがある「株式投資は美人投票」の元ネタはこの本である。 -
経済学において需要と供給などの均衡モデルを活用している点は古典派を受けつつも、賃金水準と雇用水準について、賃金には下方硬直性があり、物の売買における需要と供給のような柔軟性は存在しないと考えられることから、特に景気が後退し、一定の下方硬直した賃金のもとでは、働きたくても働けない非自発的失業が存在するとする。そのため、市場に任せず、政府が有効需要を創出すべきとする。石油危機時代のスタグフレーションにより一度歯止めがかかったものの、その時代まで続く、「大きな政府」志向の理論的基礎の書。
-
「パンフレットとしての『一般理論』」
https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51294559.html -
▼福島大学附属図書館の貸出状況
https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB90183404
名訳を通じてマクロ経済学の世界を切り開いたパイオニアによる声を直接聞こう。
(推薦者:経済経営学類 十河利明 先生) -
未曾有の大不況1929 失業者「助けてくれ」古典派「失業者は価格=賃金が高すぎて売れ残った商品だ。賃金を下げれば、雇ってくれる経営者も出てくるだろう。失業は自然に解消される。市場に任せるべし」
ピグ―「失業が解決しないのは、労働組合が賃下げに反対し、賃金が下がりにくく硬直しているからだ。労働組合をつぶして、賃金を下げろ。市場が十分に自由でないから失業が解決しない」
高橋是清1931- 公共投資による景気回復。
ヒトラー1932- アウトバーンや競技場を建設、軍拡を行い軍事産業に多額の投資。失業率を下げた。
F・ルーズベルト1933- 公共事業によって失業率を下げようとした。大した成果は上がらず、第2次大戦で軍事の需要が増大したことで失業が減った。
一国の経済全体を見たとき、売れ残りが発生しても、一方で足りない場所があるので、全体としては総需要と総供給は一致する。作った商品はすべて売れる。つまり供給が需要を作る。これは景気が良いときは成り立つが不況になると成り立たない。市場に任せていても解決しない。ケインズ1936
需要が供給をつくる。はじめに需要ありき。一国の経済規模は、国民の総需要の大きさ(有効な需要)。いくら供給しても、有効需要以上には売れない。不況では有効需要が小さくなっているから、いくら供給しても売れない。失業も減らない。
有効需要を決めるのは消費と投資。消費は冷え込んだ消費者心理は変えるのは難しい。投資も企業はリスクを恐れて投資しない。そこで、公共投資。公共投資をして有効需要を創出する。道路や競技場を作る。公共投資をすれば、失業は減る。
しかも公共投資は波及効果を生む。☆POINT☆
1兆円の公共投資=a
消費性向=r
波及効果=A
A=a + ar + ar^2 + ar^3... + ar^(n-1)....
rA= ar + ar^2 + ar^3... + ar^(n-1)...
引いて
A-rA=a
A=a/(1-r)
もしくは等比の和、n→∞
1兆円の公共投資、消費性向0.8のとき
A=1兆円/(1-0.8)=5兆円
1兆が波及効果で5兆円になる。
■公共投資をして有効需要を生み出し、利下げをして民間の投資意欲も上げる。
利子率は下げすぎないように。流動性の罠。
有効需要の拡大政策をやりすぎない。計画経済に陥る。 -
2011/01/26
-
学生の頃に諦めてしまったけど、再度チャレンジ。一文が長いので理解するまでに他のブログとかに頼りたいかも?
例えば、
http://xn--o9j1b0b652rgfru4e51u5pq.jp/keinzu-91 -
-
難しかった。
-
The general theory of employment, interest and money ―
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/34/9/3414510.html -
『ぼくらの頭脳の鍛え方』
書斎の本棚から百冊(佐藤優選)60
社会・経済についての知識で、われわれが置かれた制約を知る
資本主義の危機を抜け出す処方箋が提示されている。 -
池上彰 世界を変えた10冊の本より
景気が悪くなったら、政府が公共事業などで支出を増やして経済を活性化させる。金利を下げて、企業の投資を活性化させる。
景気対策の常識だが、かつては常識どころか、「とんでもない話」と考えられていたこともある。それを世の中の常識にしてしまった本。 -
岩瀬さん:入社1年目~:p121に紹介あり
-
難しい。。。。。。。
-
20世紀初頭の世界恐慌に解決策を示した、近代経済学の出発点。
問題意識をつねに持つ。
問題に対しては、実践可能な手段を考える。
あらゆる観点から問題を見つめる。
固定観念にとらわれない。
現実に根を下ろす。 -
新訳キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
(2008.1)
待望の新訳です。活字も変わって読みやすさがグッとアップ。文庫は一行が短いのでテンポがもひとつになりやすいんですが、贅沢は言えません。買うならこれ。
著者の間宮氏はアンチグローバリズム。しかも美文家。きっと伝わる言葉で訳してくれているでしょう。二度目の大不況が来そうな今が旬。世紀の大古典を読もう!
ケインズの作品
本棚登録 :
感想 :
