ゲマインシャフトとゲゼルシャフト 純粋社会学の基本概念 (下) (岩波文庫)
- 岩波書店 (1957年12月20日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 (234ページ) / ISBN・EAN: 9784003420720
みんなの感想まとめ
社会学的な問題を深く掘り下げた本作は、共同体主義と個人主義の対比を通じて、時代の変遷を考察しています。原著は1887年に刊行され、難解な哲学的文章が特徴ですが、その内容には現代にも通じる重要なテーマが...
感想・レビュー・書評
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あちこちで言及される有名な本。原著は1887年刊。
社会学的な問題をたどりながら、文章や思考方法はかなり難解な哲学といった感じ。この翻訳も古いせいもあって相当難解さのレベルを上げているから、現在の日本の読者にはとりつきにくいだろう。新訳が出た方が良い。
「ゲマインシャフト」=共同体主義の時代、そして「ゲゼルシャフト」=個人主義・自由主義・資本主義経済の時代という区分は、20世紀のさまざまな思想に受け継がれている。
また、この本にはそういうおおざっぱな理論だけではなく、かなり細かい部分に至るまで社会の諸相が探究されている。男尊女卑ふうの物言いなど、やはり古いことは古いのだが、考えさせられる部分も多い。
ただし、言葉遣いがとにかく難解なので、じっくりと我慢強く読まなければならない。そういう私も、疲れてくると飛ばし読みしてしまった。内容は興味深いものなので、新訳がほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
