有閑階級の理論 (岩波文庫)

制作 : Thorstein Veblen  小原 敬士 
  • 岩波書店 (1961年5月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003420812

作品紹介

制度派経済学の創始者ヴェブレンの主著。社会と経済の発達に伴う有閑階級の出現を論証し、彼らの心理風俗を克明に分析したユニークな古典。

有閑階級の理論 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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    ── ヴェブレン/小原 敬士・訳
    《有閑階級の理論 1899 19610525 岩波文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003420810
     
     Veblen, Thorstein Bunde 18570730 America 19290803 72 /
     
    (20160926)
     

  • 有閑階級という概念は現代の日本には浸透していない気がするが一つの目指したい生活の完成形だと思う。ちくま学芸文庫版は読みやすかったが時間の都合で読みきれなかったからまたの機会に再読したい。

  • Wikipedia
    1899年の最初の著作『有閑階級の理論(The Theory of the Leisure Class)』では、いわゆる「金ぴか時代」(Gilded Age)の富豪たちの生活様式が人類学の言葉で説明され、彼らの邸宅・贅沢な調度品とパーティー・豪華な衣装は、野蛮人たちのポトラッチ・羽根飾り・狩猟・祭祀と同列に見なされている。

    ヴェブレンの超然とした記述は、客観的で抑制されているだけ、皮肉を鋭く感じさせる。

    この本が当時の読書界に反響をおこしたのは、
    『誇示的消費(衒示消費、Conspicuous Consumption)』
    『誇示的余暇(衒示余暇、Conspicuous Leisure)』
    『金銭的競争(Pecuniary Emulation)』
    『代行消費(Vicarious Consumption)』
    などの新奇で印象深い用語とともに、こうした特異な文体に負うところが大きい。

    さらにヴェブレンが「見せびらかし」と断じた奢侈や余暇は、悪趣味と怠惰の汚名をかぶり、アメリカであからさまには享受できなくなってしまった。


    制度学派の考え方[編集]

    理想的には新古典派経済学が唱えるように売り手と買い手が市場で自動的に経済均衡を見つけるべきだが、実際の市場では、人は感情的に行動したり自己利益を最大に取ろうとする人もいるため、市場の失敗が起こりかねない。
    市場には買い手と売り手を監視したり制限する政府や団体や委員会などの制度 (Institution) を導入し、経済活動を行うべきだと言う考え方。

    ソースティン・ヴェブレン、ジョン・ロジャーズ・コモンズ、ウェズリー・ミッチェルらが中心。

    従来の古典派経済学に異議を唱え、社会的な行動様式、集団的な活動などから経済活動を捉える方法論を提示した。ドイツ歴史学派の影響を受け、進化論・プラグマティズムなどを基礎としている。

    新制度学派[編集]
    第二次大戦後、制度学派はクラレンス・エドウィン・エアーズ、グンナー・ミュルダール、ジョン・ケネス・ガルブレイス、G・コルムらによって新たな段階に入ったといわれる。

    この1945年以降の制度学派を「新制度学派」という。
    新制度経済学[編集]
    ロナルド・コース、ダグラス・ノース、オリバー・ウィリアムソンらに始まる新古典派経済学による新しい経済学は、新制度学派とは異なる新制度派経済学 (The New Institutionalist Schools) と呼ばれてきたが、最近は新制度経済学 (New Institutional Economics, NIE) または単に制度経済学と呼ばれることが多い。

    (最近では『制度派経済学宣言』を著したジェフリー・ホジソンが自らの経済学を「現代制度派」と呼び、それまでの制度派経済学とは一線を画そうとしている)。

  • 消費社会分析の古典(*゚ω゚*)ノ
    ちくま学芸文庫版の新訳の方が読みやすいかな〜

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