古代ユダヤ教 下 (岩波文庫 白210-0)

  • 岩波書店 (1996年12月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (460ページ) / ISBN・EAN: 9784003421000

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  • 古代ユダヤ教 下
    著:マックス・ウェーバー
    訳:内田 芳明
    出版社:岩波書店
    岩波文庫 白210-0

    旧約聖書には、3人の大予言者と12人の小預言者がいる

    イザヤ書、エレミア書、エゼキエル書が、その大予言者が記した書である

    しかし、実は、イザヤ書については、同じ名前で3名の予言者がエルサレムから、バビロンの捕囚までの苦難の時代を表している、それを、第一イザヤ、第二イザヤ、第三イザヤという。

    旧約聖書にはこうした、暗黙の了解が埋め込まれている

    申命記革命、申命記は、ある時期にエルサレムの神殿で発見され、それからユダヤ教の改革が始まるのである

    予言者とはなにものか、なぜ、予言者は民衆から信頼されたのか

    予言者とは、神官らと近い階級であり、決して貧しいものたちではない
    そしてただ、夢見をしたものを語るだけではなく、狂乱して神のことばを告げる、熱狂的な言葉をもって

    予言者とは、悪いことを命がけで話をする、それも無償でだ。政治を批判し、弱い者たちをまもるのが、予言者である

    そして、予言者は、神にとってかわることも、自らが長となって教団を率いることもない

    イスラエルの大きなイベント、南北王国の滅亡、バビロンの捕囚、そして、エルサレルの破壊

    そうした事件に民衆によりそい、そして、庇護するのが予言者なのである

    ユダヤ教には、落穂ひろいを含めて、弱者を保護するような説話や記載がある。それらを拡張し、弱いものを守っていくのである

    ヤハウェについては、他の民族をさておき、イスラエル十二部族をその契約先に選んだ。

    イスラエルが苦しむのは、ヤハウェが選んで、イスラエルに苦難を与えているからだ

    やがて、ヤハウェの日が訪れて、イスラエルに敵対している民族や、国内の反ヤハウェ者は滅ぶ

    これが救世主伝説だ。ダニエル書に記載されている、終末論は、キリスト教のキリストや黙示へとつながっていく

    ISBN:9784003421000
    判型:文庫
    ページ数:460ページ
    定価:1160円(本体)
    1996年12月16日第1刷発行
    2017年11月06日第9刷発行

    目次

    上巻

    訳者まえがき
    凡例

    著者序文

    第1章 イスラエル誓約同志共同態とヤハウェ

    序論 ユダヤ宗教史の社会学的問題
     01 世界史的および風土的諸条件
     02 ベドゥイン
     03 都市とギッボーリーム
     04 イスラエル農民
     05 ゲーリームと族長倫理
    06 イスラエル法律集における社会法
     07 ベリーズ
     08 ヤハウェ連合とその機関
     09 聖戦、割礼、ナジルびと、ネビイーム
    10 連合戦争神の受容とその特徴

    中巻

    第1章 イスラエル誓約同志共同態とヤハウェ(つづき)

    11 ヤハウェ宗教いがいの諸拝礼
     12 安息日
    13 バールとヤハウェ、偶像と神の箱
     14 犠牲と贖罪
    15 レビびととトーラー
    16 祭司身分の発展とエルサレムの礼拝独占
     17 狂騒道に対するヤハウェ宗教の闘争
    18 イスラエルの知識人と隣接の諸文化
     19 魔術と倫理
     20 神話的叙述と終末論
     21 捕囚前の倫理とその隣接諸文化の倫理との関係

    第2章 ユダヤ的パーリア民族の成立

    22 捕囚前の予言、その政治的方向性
    23 記述予言者の心理学的・社会学的特質
    24 予言者の倫理と神義論
    25 終末論と予言者
    26 儀礼的遮断の発展と対内・対外道徳の二元主義
    27 捕囚、エゼキエルと第二イザヤ
    28 祭司と捕囚後の宗派的復興

    付録 パリサイびと

     01 ゼクテ宗教性としてのパリサイ主義
    02 ラビ
    03 パリサイ派ユダヤ教の教説と倫理
    04 エッセネ派、そのイエスの教えとの関係
    05 ユダヤ人の儀礼的遮断の強化
    06 離散ユダヤ人における改宗運動
    07 キリスト教の使徒の宣教

    地図
    年表
    訳者解説ーヴェーバー「古代ユダヤ教」について
    訳者あとがき

  • 3-2 宗教論

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