復活(上) (岩波文庫)

著者 :
制作 : 藤沼 貴 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 37
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003570050

作品紹介・あらすじ

愛の理念のもと、人間の復活とは何かを問う後期の大作。老トルストイは世の中にはびこる虚偽と悪に鋭く厳しい眼差しを向ける。殺人事件の陪審員として法廷に出たネフリュードフは、容疑者の娼婦が、かつて自分が誘惑して捨て去った叔母の家の小間使いカチューシャであることに気づき、良心の呵責にさいなまれる。

感想・レビュー・書評

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  • 1編、2編を読み終えて、とんでもない世界に入ったものだと後悔もしてしまう。
    懺悔と正義と、どこまでがネフリュードフの本心なんだろう。最後に逆転劇があるんだろうか。

  • 罪深い人間が他者を裁くという愚かさに気がつかされた作品。警察がいるから刑法があるからこの世が平和なのではなく、人々の心の中に「愛」があるからこの世は平和で美しいのだ。他人を愛し幸福を願うことが人生である。この本を読み終えたあと、今まで見ていたものとまったく別のものをこの世界に見ることができるようになりました。
    人間が平和に暮らしていくために必要なものは薄っぺらな法律を乱立することではなく、他者を愛することである。自分もまた罪深い人間であるという事を忘れてはいけない。
    聖書などを読むのもよいですが、文学の中で生きている人々と共に悩み苦しみ、人生のなんたるかを会得していけるところにトルストイ文学の素晴らしさがあると思います。
    是非、一読下さいませ。

  • やや説教臭い。

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プロフィール

一八二八年生まれ。一九一〇年没。一九世紀ロシア文学を代表する作家。「戦争と平和」「アンナ=カレーニナ」等の長編小説を発表。道徳的人道主義を説き、日本文学にも武者小路実らを通して多大な影響を与える。

「2004年 『新版 人生論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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