子規紀行文集 (岩波文庫)

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  • 本 ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003600375

作品紹介・あらすじ

26歳の子規(1867-1902)は,芭蕉の旅の跡を辿る東北巡行を決行,「はて知らずの記」を残した.子規は各地を旅している.発病後も,軽症の内は,自分を奮い立たせるように旅を続けている.句,歌を織り込みながら,旅先での風物,人との出会いを様々に描き分けている.子規の紀行文には,俳句革新の覇気に満ちた青年文学者の颯然たる気概をよく伝える.代表的な紀行文8篇を収録.詳細な注解を付した.

著者プロフィール

1943年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。静岡大学人文学部教授、神奈川大学経営学部教授を経て、神奈川大学名誉教授。専門は、近世・近代俳論史。「鬼ヶ城」の俳号で実作も行い、俳句グループ「阿」の会の代表を務める。産経新聞「テーマ川柳」選者。

「2019年 『日本人なら知っておきたい美しい四季の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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