サミング・アップ (岩波文庫)

著者 :
制作 : W.Somerset Maugham  行方 昭夫 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 183
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003725016

作品紹介・あらすじ

劇作家としても小説家としても功成り名遂げた六四歳のモーム(一八七四‐一九六五)が、自分の生涯を締めくくるような気持で書き綴った回想的エッセイ集。人間、人生、文学、哲学、宗教等の多岐にわたる話題が、モーム一流の大胆率直さで語られる。

感想・レビュー・書評

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  • 2014 7/14読了。Amazonで購入。
    最近はまっていたサマセット・モームの、文学論・・・というか作家論・作劇論のような、単なるエッセイでもあるような、取り留めもなく書かれたような本。
    最後の哲学に関する部分(それは別にモームから知らなくてもいいかと思った)以外、ざーっと目を通した。
    いくつか好きなフレーズがあったので読んで良かったと思う。

  • 要約すると。

  • モームが自分の小説や戯曲について、あるいは、人生の意味について、どのように書いてきたか、どう考えていたのかを読むことができます。自分は想像力に乏しく、(ほんとかよ!)であった人から、物語を起こしてきた。とか、チェーホフのように、本当の人生らしく書くのではなく、人生のドラマティックな部分を抜き出して書く、つまりプロットこそ重要だという姿勢が書かれています。

    小説からは容易に読み取れなかった、古典や哲学書の知識や読書量が生半可ではないことに驚きますよ。

  • モーム64歳の時の回想録とでも言える様な(本書では回想録ではないと言ってますが)、モームのそれまでの生涯で興味を抱いたことを中心に、真・美・善についてモーム独特の言い回しで意見を述べている、哲学書のようなエッセイ。
    モームのそれまでの人生経験が述べられ、そしてそれらの思い、真実や美、そして宗教についても触れています。どれも金言だらけです。

  • モームの自伝的エッセイ。「人間は複数の人格の混合体である」。本書の内容もまたその通り矛盾だらけ。それが気に障らないのは文章の上手さと余裕の態度からか。文体修行についての挿話を興味深く読む。

  • サマーセット・モームの自伝的エッセイ。
    アイロニーを利かせた作家や人々への批評が良い。

  • ずっと大切にしていきたい本。

  • 自伝にも思える散文哲学集。「人間の絆」とは「真」「美」「善」によるものだとモームは云う。そして「善」には愛情が宿っていると彼は肯定している。
    祖父や両親との思い出は彼自身の哲学によって語られる。一度読んだだけではよく分からず。

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著者プロフィール

モーム W. Somerset Maugham
20世紀を代表するイギリス人作家のひとり(1874-1965)。
フランスのパリに生まれる。幼くして孤児となり、イギリスの叔父のもとに育つ。
16歳でドイツのハイデルベルク大学に遊学、その後、ロンドンの聖トマス付属医学校で学ぶ。第1次世界大戦では、軍医、諜報部員として従軍。
『人間の絆』(上下)『月と六ペンス』『雨』『赤毛』ほか多数の優れた作品をのこした。

「2013年 『征服されざる者 THE UNCONQUERED / サナトリウム SANATORIUM』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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