- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003750117
感想・レビュー・書評
-
私としては、ポール・エリュアードの「自由」に出会えただけでも買って良かったと思えます。「僕の生まれたのは 君と知り合うため 君を名指すためだった ――自由、と」 ちびちびと数編ずつ、チョコレートをつまむように読むのが良いかも。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドイツの硬さ、イギリスの古さが苦手な方におすすめです
アンソロジーの良さが詰まった一冊 -
生きるための古典
詩歌 -
世界に詩人は3人しかいない
ヴェルレーヌ、ランボー、マラルメ、
ほんとだ、3人きりだ
そう謳ったのは中原中也。
10代の頃中原中也に傾倒して、その影響でフランスの詩人達を知った。
中也自身はランボーが好きで翻訳もやっていたが、作風が一番似ているのはヴェルレーヌ。それからボードレールにも影響を受けたと思われる。マラルメはちょっと異なる。
このアンソロジーはフランス語の勉強を始めた頃に買った。ユゴーやミュッせなど古いものからジャック・プレヴェールやレイモン・クノーなど最近の詩人まで総勢60人。そのうち女性は2人のみ。コクトーの「カンヌ」も載っていたけど、個人的には堀口大学の翻訳がやっぱりいい。 -
Il pleut
Enivrez-vous -
ミラボー橋。
時は去り私は残る。このひとことで決まりですね。 -
対訳があって良い!
-
この中の
『Complainte de l’Organiste de Notre-Dame de Nice
(ニースのノートルダム寺院のオルガン吹きの嘆きぶし)』
ジュール・ラフォルグ
がすごいと思った。
人をこんなにも愛せるのか、と思わせる詩だった。
だが、もし考え直さなかったとしたら、
自分のためにもならなかったのではないかと思った。
女の人が死んでしまったあと、
女の人にとっても、この人にとっても、
とても悲しい未来が待っているのではないかと、
考えさせられる。
この詩は、演奏家ならではの詩で、
素敵だと思った。 -
原文で読めるようになりたいなぁ。
-
仏文科の必読書!あまり訳されていない人のものも入っているので、気に入ったら探求してみるのも楽しみかもしれません。