狐物語 (岩波文庫)

制作 : 鈴木 覚  福本 直之  原野 昇 
  • 岩波書店 (2002年5月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003750148

作品紹介

12世紀後半のフランスで、異なった時期に異なった作者によって作り足されて成った悪狐ルナールの物語。狼イザングランとの闘争を中心に、宮廷の会議の様子、商人や農民たちの暮しなど、当時の社会が生き生きと描かれる。その流行はヨーロッパ各地に及び、数多くの「狐物語」が生まれた。ゲーテの『ライネケ狐』もその流れを汲むもの。

狐物語 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 古典のお約束が満載
    ・ページごとに主張が変わる登場人物
    ・前の話でお陀仏になったはずが、後にしれっと再登場
    ・前回あれだけひどい目にあわせた相手にもかかわらず、次会った時に警戒しない

    中世の生活スタイルがうっすらわかるのが、興味深かった

  • つじつまが合わない部分があるし、お話としてはそう面白いわけでもないが、あちこちに中世フランスの風物を感じ取れる、資料的に面白い一冊。特に宮廷での裁判での、周囲のやりとりや、決闘裁判の様子などが面白い。

  • 12cフランスのパロディ込みの大規模リレー小説といった趣。不快な内容の話もあったけど成り立ちは面白い。訳者さんお疲れ様です。

  • 狡猾で悪辣な狐ルナールを描いた寓話集。

    ルナールの悪行やイザングランなどとの争いを描いたこれらの寓話は、12世紀後半の様々な時期に異なる著者によって書かれたという興味深い形式である。
    これからも分かるように、ルナールは悪戯小僧を象徴するキャラクターであり、フランスではルナール=きつね,ずる賢い男 を意味するようになった。


    単にルナールの悪巧みを描くだけでなく、ルナールが騙されたり告訴されたりすることがあるのが面白いと思った。
    また、当日のフランスの様子や農家の暮らし向きが知れるのも面白い。

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