繻子の靴 下 (岩波文庫 赤N504-2)

  • 岩波書店 (2005年12月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (450ページ) / ISBN・EAN: 9784003750421

みんなの感想まとめ

壮大なテーマを扱ったこの作品は、一見すると一人の女性を巡る為政者の痴情のもつれに見えますが、実際には全世界を舞台にした壮大な物語です。地上と天上を行き来する魂の旅が描かれ、読者はその広がりに圧倒されま...

感想・レビュー・書評

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  • この、常軌を逸した戯曲と訳者の出会いに下巻までつきあってきた読者は、同じく常軌をほぼ逸しつつあるといってよい。おそるべき戯曲。

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    [ 読了した日 ]

  • 私個人ではとてもおさまりきらない、大変壮大な作品。
    一見、一人の女性をめぐる為政者の痴情のもつれに見えるのだが、
    全世界が舞台であり、地上と天上を魂が行き来する。
    しかもまったくこじんまりとまとまらない。
    輪郭が見えないのに怒濤のようにその内実が読者に迫ってくる。
    偉大であるとはこのようなことかと確認させられる作品。

    時間をおいて再読すべきだと思った。

  • 未読

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著者プロフィール

詩人、劇作家、外交官。パリ東北東約100キロ、小村ヴィルヌーヴ・スュル・フェールで地方官吏の息子として1868年(明治維新の年)8 月に生まれる。姉のカミーユは彫刻家。ロダンの弟子で愛人でもあった。1890年、外交官試験に首席合格。ニューヨーク、ボストン、上海、福州、天津、北京、プラハ、フランクフルト、ハンブルクの領事館勤務を経て、1917年リオデジャネイロ駐在公使、19年にコペンハーゲンの駐在公使となる。21年から27年まで駐日大使を務め、その後、ワシントン、ブリュッセルに大使として駐在する。詩『五大賛歌』『百扇帖』、戯曲『マリアへのお告げ』『女と影』『繻子の靴』『火刑台のジャンヌ・ダルク』、評論『朝日の中の黒鳥』はじめ、数多くの作品がある。聖書の研究に専念しつつ晩年を過ごしたブラング城(リヨンの東、約50キロ)の敷地内に墓がある。

「2018年 『文庫 孤独な帝国 日本の一九二〇年代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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