けものたち・死者の時 (岩波文庫)

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本棚登録 : 47
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003750711

作品紹介・あらすじ

秀作「彼誰時」他「けものたち」の六篇は、飢餓の兵営、近代化に抗う肉屋、都市の暗渠、アパルトマンで人・獣が繰り広げる危険な物語。自伝的中篇「死者の時」は収容所で墓掘り労働しながら目撃したユダヤ人移送、戦争の真実を証言する。一九五三年ゴンクール賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 作者はパリに生まれ、二次大戦に参加しドイツの捕虜となり、数回脱走を試みた。その際に痛めつけられ心が死んだのち、仏教的な悟りを得たのかなー。とか思ったのでした。
    人、動物、食糧、そのカーストバランスが平等に描かれていると感じる。
    それは戦場においても、上官、敵、味方、死人、埋められる土、食糧の汁物を入れる缶、掘られる際に使われるシャベルにおいても適用されているようだ。どこをとっても悲惨な中、人間<(を怖がらせる)どう猛な動物(の懐柔のアイテムとしての)<食糧が一番尊い。そのような描かれ方に心がスッとした。

  • 短編集。個人的に面白い作品とそうでない作品の差が大きかった。

  • 未読

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