失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII (岩波文庫)

著者 :
制作 : 吉川 一義 
  • 岩波書店
3.80
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本棚登録 : 72
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003751152

作品紹介・あらすじ

祖母の旧友ヴィルパリジ夫人のサロンで、「私」はゲルマント公爵夫人とついに同席。芸術、噂話、ドレフュス事件など、社交界の会話の優雅な空疎さを知る。家では祖母の体調が悪化。母、医師、女中に見守られ、死は「祖母をうら若い乙女のすがたで横たえる」。

感想・レビュー・書評

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  • 5巻の勢いで6巻も。いよいよ社交界へデビュー。サロンでの会話だけで200ページ近くある。わかってたけど長いよ。
    今後出てくる同性愛のテーマもちょっとずつほのめかされてきた。
    20

  • 社交界の場面はなかなか頭に入ってこず、読み進めるのに苦労した。一筋縄ではゆかない心の襞を丁寧かつ豊饒な文体で綴っているとは思うが、設定が現代とはかけ離れているせいだろうか?次巻はもう少し粘り強く読んでみたい。

  • 第6巻。
    社交の場と祖母の死が描かれる。
    どちらにも共通しているのは、プルーストの、ある種の冷静さではなかろうか。サロンにおける社交の滑稽さを風刺する一面も勿論あるだろうが、当時の雰囲気や複雑な人間関係、それ以上に複雑な登場人物の心情など、単に風刺するだけでなく、冷静に観察して描き出しているように感じた。

  • 社交の場の描写は死ぬほど退屈だが、祖母の病気から死に至るまでの一連の描写はプルーストの文体と相性が良いのではないか。

  • 岩波文庫 080/I
    資料ID 2013200490

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