伊藤野枝集 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (2019年9月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (442ページ) / ISBN・EAN: 9784003812815

作品紹介・あらすじ

「吹けよ あれよ 風よ あらしよ」。17歳で故郷を出奔、東京へ。辻潤と結婚、『青鞜』に参加、女性解放を求める活動のさなか、大杉栄と出会い――嵐のごとく生を駆け抜けた伊藤野枝は、28歳で憲兵隊に虐殺された。まっすぐな視線と率直な共感をもって書かれた野枝の力強い文章は、当時の社会を生々しく描いて魅力に富む。

感想・レビュー・書評

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  • 感想があまり載ってないので、、、

    「青鞜社」のエピソードは「新しい女性」がわちゃわちゃと眩い女子校っぽい感じ。平塚らいてうが憧れの先輩的ポジション。

    大杉栄との書簡は、読んでて気恥ずかしくなるくらいの熱量。でも、その後の結末を知っているから、そっと箱にしまいこんでおきたくなる。と言いつつ、娘の名前に魔子ちゃんはなぁぁぁ。


    伊藤野枝と言えばアナーキスト大杉栄と共に虐殺されて井戸に投げ棄てられた「元祖奔放な女性」として有名だけど、けっこう面白いもの書いてるからもう少し読まれてもいいんではないかね。

  • 伊藤野枝が書いたものを随筆、雑誌に載せた意見、大杉への手紙等を集めたものである。森まゆみのあとがきでの伊藤野枝の経歴の説明がないと始めた読んだ人はよくわからないであろう。
     面白く読むためには瀬戸内寂聴の小説の方がストーリーが整理されていてわかりやすいが、この本の方が簡単に読むことが出来る。
     100分で名著のジェンダー特集で紹介されていた本の1冊である。瀬戸内寂聴の小説を読んだ後で、この本を読んだ方がわかりやすいと思われる。

  • 栗原康の評伝が文庫化された時期でもあり、伊藤野枝自身の文章を読んでみたいと思い手に取った。厳しい家庭生活の中で、青鞜の編集を引き受けた決意表明、社会の不合理な因習や束縛に対するストレートな批判、その、何物にも捉われない真っ直ぐさが、文章に現れている。創作、評論、大杉栄との書簡と、短いけれども人生を駆け抜けた野枝を象徴するセレクションになっている。

  • 伊藤野枝について何か読みたいと思っていた。
    コンパクトに分かりやすくまとまっていた。

  • 1 創作
    2 評論・随筆・書簡
    3 大杉栄との往復書簡
    伊藤野枝から大杉栄宛
    大杉栄から伊藤野枝宛

    著者:伊藤野枝(1895-1923、福岡市西区、婦人運動家)
    編者:森まゆみ(1954-、文京区、作家)

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著者プロフィール

1954年生まれ。大学卒業後、PR会社、出版社を経て、84年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊。聞き書きから、記憶を記録に替えてきた。その中から『谷中スケッチブック』『不思議の町 根津』(以上、ちくま文庫)が生まれ、その後『鷗外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『彰義隊遺聞』(集英社文庫)、『「青鞜」の冒険』(集英社文庫、紫式部文学賞)、『谷根千のイロハ』『聖子』『聞き書き・関東大震災』(以上、亜紀書房)、『子規の音』(新潮文庫)などを送り出している。近著に『じょっぱりの人――羽仁もと子とその時代』(婦人之友社)、『谷根千、ずーっとある店』(朝日新聞出版)などがある。

「2025年 『野に遺賢をさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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