ヨブ記講演 (岩波文庫)

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著者 : 内村鑑三
  • 岩波書店 (2014年5月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003815113

作品紹介

罪のない人になぜ災いがふりかかるのか、なぜ神は黙しているのか-深遠な問いを人間に投げかける旧約聖書「ヨブ記」を、内村は「実に個人的なるが故にまた普遍的」な「魂の実験録」ととらえた。神に向かって叫ぶ人ヨブの物語に寄り添い、徹底的に読むことによって蘇らせる、血のかよった講演録。

ヨブ記講演 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • (07.29.2016)

  • カジュアルに評する類の書籍ではなさそうだが、「熱い!」という感想がやはりしっくりくる。「悪人が得をして、善人が不幸になるのはなぜか?」という、宗教・道徳上ある意味で最難関の問いに対して、ヨブ記という大古典を通して真っ向から立ち向かう内村鑑三、すごいなあと。100年前の講演録だけど、語り口も平易で今でも十分読み応えある。

  • 内村鑑三の著作は、文語体表記で、簡単には読めない。
    特に最後の最後で否定形が出て来たりして、またそれが2重否定だったりもあって
    読み飛べせなくてイライラしてしまう。とはいえ、折角だから思い、赤ペンでアンダーライン引きながら頑張って読み通した。

    特に目新しい解釈は無かったと思う。結局のところ、ヨブは、彼に与えられた試練を通して、神を個人的に知る事が出来た。全人格をぶつける対象としての神を。

    個人的には、彼が再度、世間的な成功の象徴を手に入れた記述に対して、抵抗を感じる。これではご利益信仰ではないか?と思ってしまう。しかし、彼がこの世的に成功するしないは神の目からは全く関係のない評価対象であるからして、どっちだって良いのだという事への理解はしている。それが、個人的にはしっくりこないのであるが。。。。。。

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