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Amazon.co.jp ・本 (450ページ) / ISBN・EAN: 9784003840023
作品紹介・あらすじ
動乱が続く時代のさなか、狭い谷あいに数百年生きのびた小さな荘園、若狭国太良荘。争い合う支配者やたくましく生きる百姓ら、多くの「名もしれぬ人々」の小さくも壮大な歴史を、熱をおびた筆で克明に描く。徹底した史料調査から「歴史を動かす力」に肉迫し、今なお高く評価される、著者の研究の原点。(解説=清水克行)
みんなの感想まとめ
歴史の動乱期に生きた小さな荘園の物語が、詳細な実証研究を通じて描かれています。著者は、数百年にわたる荘園の支配を巡る闘争や、百姓たちの抵抗、権力者との関係を重層的に探求し、当時の政治情勢や地域の権力構...
感想・レビュー・書評
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歴史家の網野善彦が初めて出版した単著書を文庫化したもの。1966年刊行なので、まだ38歳だったはずである。今の福井県小浜市の一角に所在した荘園の支配を巡る闘争を、数百年にわたって追跡したもの。
自分のような門外漢には決して読みやすくはないが、網野の壮大な歴史観が綿密な実証に支えられたものであることが、よく分かる。また、職人や隷属民など、のちの網野の著作につながる話題が、既にいくつか登場しているのも興味深い。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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