万葉秀歌 (上巻) (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004000020

感想・レビュー・書評

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  • 斎藤茂吉の文体からして古式ゆかしいものであるため、よみやすいとは言えない。
    しかし選ばれた短歌(そう、基本的に短歌のみから選んでいる)への解説が理解や感慨を深めてくれ、たいそう勉強になる。

  • 僕を万葉集に誘ってくれた本。何度も何度も読み返している。

  • [ 内容 ]
    「万葉集入門」として本書の右に出るものはいまだない。
    万葉の精神をふまえて自己の歌風を確立した一代の歌人たる著者が、長年の傾倒による蘊蓄を傾けて約四百の秀歌を選び、簡潔にしてゆきとどいた解説を付して鑑賞の手引きを編んだ。
    雄渾おおらかな古代の日本人の心にふれることにより、われわれは失われたものを取り戻す。

    [ 目次 ]
    たまきはる・うちのおほぬに(中皇命)
    やまごしの・かぜをときじみ(軍王)
    あきのぬの・みくさかりふき(額田王)
    にぎたづに・ふなのりせむと(額田王)
    きのくにの・やまこえてゆけ(額田王)
    わがせこは・かりほつくらす(中皇命)
    わがほりし・ぬじまはみせつ(中皇命)
    かぐやまと・みみなしやまと(天智天皇)
    わたつみの・とよはたぐもに(天智天皇)
    みわやまを・しかもかくすか(額田王)〔ほか〕

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    [ 参考となる書評 ]

  • この本を読んではじめて万葉集をというより短歌もええもんやなあと思えた。

    これがあればもう万葉集は大丈夫。
    なんてね?

    教育実習で教えることになったのがたまたま万葉集のパートでそのときの予習のひとつとして初めて読んで気に入りました。

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