日本刀 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 165
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004000341

作品紹介・あらすじ

復刊で話題!

日本刀の研究にかけては当代随一であった著者が,その蘊蓄を傾け,基礎的知識を平易明快に説いた書.日本刀の歴史,特色,鍛錬,研磨,鑑定,取扱い,保存まで多岐にわたり解説,国宝・名物等にも論及.1939年刊(2019年10月に限定復刊)

感想・レビュー・書評

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  • 「刀剣乱舞」が教えてくれた刀の美 知識深める女性たち:朝日新聞デジタル
    https://www.asahi.com/articles/ASP1F3QXNP1BUZVL001.html

    日本刀 - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b481983.html

    「※電子書籍化にあたっては、活版で印刷された文章を新たにデータ入力し、旧字体の漢字を新字体に直しています。」と言うコトは、紙の本は活版の書体?旧字体の漢字??

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ロカさん
      有難う御座います
      旧字だと、レヴューを書いてくださっていた方もいらっしゃって、此れは購入だと思っていたところでした!
      ロカさん
      有難う御座います
      旧字だと、レヴューを書いてくださっていた方もいらっしゃって、此れは購入だと思っていたところでした!
      2021/02/18
    • ロカさん
      猫丸さん、お役に立ててよかったです。
      猫丸さん、お役に立ててよかったです。
      2021/02/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ロカさん
      今から愉しみ!早く入手しないと新版になっちゃう?と要らぬ心配中、、、
      ロカさん
      今から愉しみ!早く入手しないと新版になっちゃう?と要らぬ心配中、、、
      2021/02/18
  • 復刊で注目!
    日本刀の研究にかけては当代随一であった著者が,その蘊蓄を傾け,基礎的知識を平易明快に説いた書。

  • 2019年12月24日 夫からのプレゼント。

  • 刀剣についての基本事項が平易かつ丁寧に書かれている本。
    当時の刀剣についての考え方や価値観も知ることもできて興味深い。
    旧字旧仮名遣いで最初はとっつき難い印象を受けたが、文章が読みやすいので気にせず読めた。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      さやかさん
      旧字旧仮名遣い!ありがとうございます、、、
      欲しくなってきました。。。
      さやかさん
      旧字旧仮名遣い!ありがとうございます、、、
      欲しくなってきました。。。
      2021/02/18
    • Kさん
      猫丸さん
      私は旧字旧仮名遣いの文章に触れる機会が少ないのですが、それでも興味深く読み終えることができたので、猫丸さんも興味がおありでしたら...
      猫丸さん
      私は旧字旧仮名遣いの文章に触れる機会が少ないのですが、それでも興味深く読み終えることができたので、猫丸さんも興味がおありでしたらぜひ。
      内容も日本刀の基本的なことが多いと思います。
      2021/02/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      さやかさん
      有難う御座います
      さやかさんのレヴューを見て、購入するコトにしました!どんな文字があるのか?と今からワクワクしています!
      さやかさん
      有難う御座います
      さやかさんのレヴューを見て、購入するコトにしました!どんな文字があるのか?と今からワクワクしています!
      2021/02/18
  • ジュンク堂書店で購入。奥付では第8版。

    【書誌情報】
    著者:本間順治
    通し番号:赤版 R-34
    刊行日:1939/05/30
    ISBN:9784004000341
    版型:新書 並製 238ページ
    在庫:重版中(2019.11.25 アクセス)

    日本刀の研究にかけては当代随一であった著者が,その蘊蓄を傾け,基礎的知識を平易明快に説いた書.日本刀の歴史,特色,鍛錬,研磨,鑑定,取扱い,保存まで多岐にわたり解説,国宝・名物,名刀正宗や怪刀村正をはじめとした著名な刀剣にも論及.1939年刊.(2019年10月に限定復刊)

    *口絵には、近衛文麿氏所蔵の国宝「吉光」,細川護立氏所蔵の国宝「伝正宗」ほか,貴重な国宝の写真を掲載.
    https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b481983.html

    【目次】
    歴史
     神代・上代
     奈良朝時代
     平安朝時代
     鎌倉時代
     吉野朝時代
     室町時代
     桃山時代・江戸時代
     幕末時代
     明治以後
    特色
    鍛錬
    研磨

    用語解説
     1 各部の名称
     2 形体に関するもの
      Ⅰ 太刀・刀・脇指・短刀
      Ⅱ 造(つくり)
      Ⅲ 反(そり)
      Ⅳ 鎬(しのぎ)
      Ⅴ 棟(むね)
      Ⅵ 鋩子(ぼうし)=切先
      Ⅶ 平肉(ひらにく、側肉とも)
      Ⅷ 莖=心中(なかご)
      Ⅸ 莖尻=莖先
     3 刀文に関するもの
      Ⅰ 沸(にえ)と匂(にほひ)
      Ⅱ 刃文
      Ⅲ 帽子
     4 地肌
     5 鑢目
     6 銘
     7 樋
     8 彫刻 

    鑑定
    取扱と保存
    国宝の刀剣
    名物
    参考書
    正宗抹殺論に就
    村正は妖刀か
    軍刀の選び方
    武将と名刀

  • 刀剣に興味が湧いたら手始めに読んでみると好いと思う。刀剣業界独特の用語があって想像しにくいところはしっかりイラストや写真がついている。ただの読み物ではなく資料としても使えそう。前田利為、18振りも所蔵してたらしい。
    巻末には軍刀としての日本刀の選び方なる章がおかれている。この本が発刊されたのは1939年、岩波新書が創始されたのは前1938年、さらにその前1937年には日本軍が南京入城(所謂南京大虐殺)。満洲の零下数十度という環境下でも実用に耐える軍刀を選ぶための指南が詳細に述べられている中に精神論がちらほら見えるのが感慨深い。

    秦郁彦の『南京事件 「虐殺」の構造』(中公新書, 1986) には「日本軍特有の処刑法に捕虜の試し斬りがあった。満州事変の匪賊討伐で習慣化したようだが、新兵に戦場度胸をつけるには最適だった……。……内地からやってきた剣士に、愛刀で試し斬りさせた……ぐらいだから、この『悪習』がいかに日常化していたかが察せられよう。」(p.191) とある。

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