社会認識の歩み (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004110637

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    日本の社会科学の「高度成長」はめざましいが、一般の人にはますますよそよそしいものになっていくのは何故か。
    マキャヴェリ、ホッブス、スミス、ルソーなど、社会科学史上の結節点に位置する先人たちの知的遺産を読み解く試みを通して、一人一人が自らのうちにどのように社会科学的認識の芽を育てていくべきか、読者とともに模索する。

    [ 目次 ]


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    [ 参考となる書評 ]

  • 思ったより読みやすい。
    というより、筆者が、読みやすいように書いてくれたという方が正しい。
    自分の教養の低さにショックを受けた。
    当然のものとして出される哲学史の内容がわからない。
    マルクス、マキャベリ、ホッブズ...の本を読んだのち、また読み返したい。

  • 学生時代の書き込みや、傍線を懐かしく読む。
    よく読んだね、この本。。。。
    というか学生じゃないと読めない気もします。

    社会人となった今となっては
    マキャベリ:「自分自身が感じた何かを大切にする」
    ホッブズ:「その何かを分析できる自分である」
    ルソーとスミス:「その自分自身や対象も、制度や歴史の産物であることを理解する」

    ぐらいで読んだことにしておこう。

  • ・マキャベリ 本の読み方(断片→体系)
    ・ホッブス 人の読み方
    ・スミスとルソー 比較読み、同時代人読み、探偵のように事件を探す

  •  確か入寮前の課題

  • 再読中、社会科学の歴史と、勉強の方法をどう結びつけるか、再認識中で、読み返し開始です。

  • 社会認識において、歴史を学ぶことと現状を認識することを結びつけようとしている。
    「歩み」は、WAYという意味で方法であるとのこと。

    3つの軸で描写しようとしている。

    1 社会科学の歴史
    2 社会における個体の自覚の深まり
    3 点、線、面という具合に断片で見ていく

    具体的には、ホッブスのリバイアサン、スミスとルソーについて書いている。
    社会認識というか、国家認識、あるいは、社会科学の方法論を模索している。

  • 『社会認識の歩み』(内田義彦、1971年、岩波新書)

    公共政策大学院のゼミで輪読した本です。非常に読みづらく、難解なのですが、読めば読むほど味がでてくるといえましょうか。なぜなら、最初から最後まで伏線が張り巡らされていて、複数回同じ章を読んだり、もう一度通読したりしてはじめて見えてくるものがあると思ったからです。近いうちにもう一度読みたい。

    さて、本書は、社会科学という学問が我々から遠ざかってしまっている原因をまず述べ(第1部)、その後に、社会科学の学問の歩みの結節点(言いかえると、ターニングポイント)から、我々は何を学べるのかということを述べています(第2部)。第2部では、マキアヴェッリ、ホッブズ、スミス、ルソーという思想史の巨星の著作の断片から、我々が我々自身の人生の結節点をどのように捉えたらよいのかを暗示していておもしろい。

    (2010年12月15日 大学院生)

  • 2010.8.16

    本を読む時は、まず断片を自分に引き付けて読む。

    過去の思想家たちも、同年代・それ以前の思想家の本を読みこみ、それをベースに持論を練り上げていった。

    マキャァベリ、ホッブズ、ルソー、スミス

    社会とは一体なんなのだろうか?
    人間の総体以上の動きをするこの得たいのしれないものを解き明かす試みは連綿と受け継がれている。

  • 日常語としての「社会」、学問における「社会」、そういった分断された「社会」じゃなくて全体化された「社会」を認識するにはどのような手順を踏めばいいのか、という内容。内容がすごくわかりやすい。普遍的に「社会」に従属するんじゃなくて、「社会」を自分たちで作り上げていくという自覚を持つことが重要だと説く。それが社会認識なんだと。。

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