マルクス・エンゲルス小伝 (岩波新書 青版 543)

著者 : 大内兵衛

• 岩波書店 (1964年12月21日発売)

感想・レビュー・書評

[nakaizawaさんの感想 · 2013年3月9日]

(1967.05.25読了)(1966.09.30購入)
（「MARC」データベースより）
「マルクスはすでに古い、という声を聞く。しかし本当にマルクスは古くなったのであろうか」。冒頭にこの設問をおき、豊かな知見と闊達な筆致でマルクス、エンゲルスの生涯を描きだし、思想の本質を説明する。

☆関連図書(既読)
「共産党宣言」マルクス・エンゲルス著、岩波文庫、1951.12.10
「日本経済図説 第四版」大内兵衛・有沢広巳著、岩波新書、1967.01.31

[paralogicianさんの感想 · 2013年2月15日]

マルクスとエンゲルスのそれぞれについてのコンパクトな伝記。

著者のマルクスとエンゲルスに対する熱い思いが文章にあふれ出ている。読者によっては、マルクス＝エンゲルスへの信奉とでも呼べそうな著者の態度に鼻白むかもしれない。