民話を生む人々 広島の村に働く女たち (岩波新書)

  • 岩波書店 (1958年9月1日発売)
4.75
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 45
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784004111252

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

新生活運動を背景に、戦後の農山村における人々の生活や変化を描いた作品で、著者の体験や語りを通じて、当時の社会の様子が生き生きと伝わります。特に、女性たちが強い家父長制の中で声を上げ、社会を変えようと奮...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • こうの史代『この世界の片隅に』のおかげで、山代巴編『この世界の片隅で』(岩波新書)が復刊されたのは、とても嬉しかった。で、同じく山代が著したもう一つの岩波新書が、この『民話を生む人々』で、こちらの復刊も『この世界の片隅に』がなければなかっただろう。

    内容は、新生活運動への批判と、農山村での筆者の体験や筆者が採集した語り伝えとで構成される。『この世界の片隅で』ほどの緊迫感はないが、高度成長以前の農山村の雰囲気を伝えてくれる。

  • インタビューとかオーラルヒストリーの文脈の参考文献として、しばらく前に買ってあった本。岩波新書の復刻版らしく、活字が昔風(←誉めている)。新憲法に則した生活をしようという新生活運動を推進した著者の経験談。話し手を問わず共通する一般化された記述が「民話」の定義のよう。女性が生きるのは、比較にならないほど大変だったことがわかる。

  • 高島鈴の『布団の中から蜂起せよ』のなかで推薦されていた本。

    戦後、広島の農村地にも民主主義が持ち込まれ人々の生活が変わっていくなか、そこに住む婦人たちも立ち上がり社会を変えていこうと声を上げていく様子がいきいきと語られていた。
    当時の女性たちは今以上に強い家父長制の社会に生きていたことは間違いない。そこで社会がそうなんだから、と諦めるでもなく声を上げていくさまはとても心が熱くなる。
    また日々の生活と労働に追われながらも、毎日少しずつでも文章をしたためる様子はとても美しかった。

    これはまた折を見て読み返したい。

  • 蝸牛
    婦人会との七年
    “みてくれ”を逃れて
    錐蛙

    著者:山代巴(1912-2004、広島県府中市、作家)

  • 2018年頭に古書購入。8月に復刊するらしい。

    【書誌情報】
    著者:山代 巴

    通し番号:青版 B-125
    刊行日:1958/09/24
    9784004111252
    新書 並製 カバー 224ページ
    重版中
    https://www.iwanami.co.jp/book/b372558.html

全5件中 1 - 5件を表示

山代巴の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×