精神分析入門 (岩波新書 青版 347)

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レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004120667

作品紹介・あらすじ

付: 参考文献23-24p

感想・レビュー・書評

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  • 実証的な心理学の立場から、フロイトによって創始された精神分析の成果について考察をおこない、精神分析の何が受け入れられて何が受け入れられないのかを論じています。

    著者は、精神分析の無意識の発見やその病理学的な研究には一定の評価をおこないながらも、非実証的で思弁的な理論が付きまとっていることに批判を加えています。

    ただ、著者自身も本書で論じているように、精神分析は実証的方法に基づくというよりもディルタイらの説くような「了解」の方法に基づくものであり、そこで得られた成果を性急に実証的な観点から裁断することには、ほんらい通訳不可能なものを通訳しようとしているのではないかという疑問も感じます。

  • 参考資料として読む。

    場合によっては退屈なフロイト個人史が省かれていて、精神分析のみ扱う。局所的な絞った知識が欲しい人には嬉しい。

  • 基礎的な精神分析はこれで学べます。これだけ重版しているだけあって本当に良書。ただ古い本なので、フロイトと新フロイト学派あたりまでしか載ってません。ラカンはまた今度。

  • 図書館所蔵【146.1MI】
    個人の意識を中心に考えられていた社会の中で、個人の無意識に着目し、その無意識という概念によって、治療技術を開発した人類初の人間、フロイト。精神分析には異論や批判も多々ありますが、この本が名著であるということについては、ほとんど異論はないと思います。(横谷謙次先生)

  • [ 内容 ]
    私たちの心の中には、意識の奥底に広大な無意識の世界があって、これが行動や性格を規定している。
    フロイトによって創始されて以来、精神分析ほど、各分野に深い影響を与えながら、また誤解や非難を数多く浴びたものはない。
    精神分析の科学的な性格を確立するとともに、無意識、異常心理、神経症、性欲などの意味を明らかにする。

    [ 目次 ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 例え話、実際の具体例がうまく分かりやすかった。五十年以上も前の著書だけど、読みやすくて入門書としては良いなあ。
    ただやっぱり古いものではあるから、情報や出てくる人物は少ない。書いてある思想については半分近くをフロイトが占めているし(当たり前と云えば当たり前だけど)、他はユング、アードラー、サリヴァン、フロムなど2〜5ページずつくらいで濃い内容が詰められているので、フロイトの思想ほど詳しくは書かれていない。でも軽く概要を知りたいという方には勧めたい。
    フロイトの死後約20年の著書。

  • 図書館→購入:心理学のことを何にも知らなかった私でしたが、専門的なことををわかりやすく説明しています。
    今まで読んだ本の中で一番グッときました。
    フロイト著のほうも読んでみたいですね。

  • フロイトの精神分析を解説したもの。
    ところどころ、特に後半にかけてはフロイト理論だけではなく
    ユングやアドラーといった違った学派の考え方とも比較しながら
    精神分析の批判や現在(当時)はどのようにいきているのかが書かれている。
    読んでみて時に難解だと感じる部分もあった。
    ただ、フロイトがフリーザーの引用で
    「深く根をおろしている人間の本能が法律で強化される必要があろうとは思われない。
    人間に、食べたり飲んだりするのを命ずる法律はないし、
    火のなかに手を入れるのを防ぐ法律もない。・・・」
    と言っている部分があって、
    それが正しいとすると、人は放って置くと戦争をおっぱじめるのかと思って少し悲しかった。

  • 高校の頃に読書感想文のために読んだ作品。

  • 心理学の入門書

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