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- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004120728
感想・レビュー・書評
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心理学の立場から、性格の形成要因を説き明かす試みを紹介した本です。
著者は、性格を形成している要因として、環境的要因と遺伝的要因の二つが存在すると説明しています。とりわけ、二つの要因がそれぞれどの程度性格の形成に関与しているのかが明らかにするために、双生児の比較研究が大きな意味をもっていることが解説されています。
実証的な心理学の手法を通じて、性格という比較的複雑なものに迫るには、どのような方法があるのかということを、わかりやすく説明した本という印象です。ただ個人的には、性格という複雑なテーマに挑むのに、本書が採用する実証的な方法はいささか問題の本質にとどいていないように感じてしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1967年の本なので、目新しいことは書かれてない。
基本を押さえてる感じ。
けっこう読みやすい。 -
双子の研究は薄気味悪いな。
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前半は、環境と幼児の人格形成の話。後半は、生物学的なデータを扱った遺伝の話になっていった。
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