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Amazon.co.jp ・本 (229ページ) / ISBN・EAN: 9784004120827
感想・レビュー・書評
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ちょっと内容に関係ない脱線した話ですがー
この「フロイトの方法」は牧康夫さんの没後に、大塚信一さん(後の岩波書店の社長)が、上山春平さん(当時 京大教授)を担ぎ上げて遺稿をまとめたもで、著者はこの文章が世に出たのを知らない本です。
そして、私は「臨床家 河合隼雄」の川戸圓さんの文章で、牧康夫さんは自殺したんだとはじめて知りました。「牧さんは知識を貯めて発表しない人だった」とか「先立だったのは残念」という話は河合さんの本のどこかにあったが、まさか自殺していたとは。(当時、牧さんは大阪府立大学助教授だった)
牧康夫さんといえば「ユング心理学入門」のはしがきや「コンプレックス」のあとがきにある人物で、草稿を手助けしたり、デビュー本である「ユング心理学入門」を培風館に推薦した人。
「河合さん、遠藤周作っちゅうのは手ごわい人やから。あんたなんか、からまれたらひとたまりもないで(笑)」の牧さんのアドバイスは河合さんの語り草である。
「河合隼雄」誕生の立役者である牧康夫さんに関しては、河合さんの本の中では、以下の本に名前があがっている。
未来への記憶p185、日本人とアイデンティティ 心理療法家の着想p136、河合隼雄著作集2期3巻・ユング心理学と超越性・日本の土を踏んだ神p240
生きていれば牧康夫さんは、この業界で河合さんと並び、歴史に名を残した人だったにちがいない。自分の理念を通しての納得の死だったのでしょう、そう思いたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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