外国語の学び方 (岩波新書 青版 462)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004121022

感想・レビュー・書評

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  • 試験の分野としてではなく、実用的な英語を学びたいなあと思っていた最中ネットで見つけた一冊。わかっていたつもりだけど真似する・暗記する・書き写す等の模倣の大切さを再認識した。あと印象的だったのは「読み方」におけるいくつかの単語をまとめて認識すること(日本語では自然とやっているらしい)、読み返さないことの二つ。また、外国語を学ぶことがそのものが教養であるという考え方はすごく納得がいったし、有名な外国語の書籍、論文を原著で読めたらまた読書の世界が変わるだろうなあと思った。

  • 外国語を学ぶための当たり前とも言えるような心がけをまとめている。
    一般的な勉強法だけでなく、「外国語を学ぶ」という観念についての著者の経験が織り込まれているため、ところどころ新鮮味があった。
    古い本で、各言語の情勢についてはかなりの変化がありそうなので、すべて鵜吞みはダメですね。
    読むとなんとなく言語を学ぶ勇気が湧いてくるような語り口が良いです。

  • (1966.12.11読了)(1966.11.07購入)
    *解説目録より*
    外国語を自由に読み・聞き・話せたらどんなに楽しいことだろう。この本はそういう人々の願望に応えて、学生でも、忙しい勤労者でも、その目的と必要に応じて、楽しく、急速に、そして短期間に高い程度まで外国語を身につけるための案内をつとめる。また、一つの外国語だけではなく、さらに数カ国語を身につけたいと思う人々の相談にも応ずる。著者多年の経験と学識をもとにした実益ゆたかな本。辞書とともに常にあなたの座右に。

  • 大学のクラス担任に勧められて。指摘の通り、日本語が非常に上手である。内容自体は案の定、定番のことが書かれているがやはり言語学習に王道はないものだなあと思った。正しい方法でやっているのに不安になって諦めてしまう人が何と多いことよ、と仰っていた。

  • 英語上達のコツは英語の物語をくり返し音読して、暗記し、それを暗誦することである と渡辺先生は」書いてある。
    私は高校2年の時にこの岩波新書を読んで依頼、この渡辺先生の言葉を信じて練習して来た。先生は正しかった。

    【鹿児島大学】ペンネーム:さる年のサブちゃん
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    鹿大図書館に所蔵がある本です。
    〔所蔵情報〕⇒ http://kusv2.lib.kagoshima-u.ac.jp/cgi-bin/opc/opaclinki.cgi?fword=11178069261
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  • 外国語を既にやっている人が読む本というよりは、
    これから始めようと思っているがどうすればいいのか分からない人向け。
    40年以上前の本なので、紹介されている教材などは既に絶版になっていたり、
    また今はインターネットがあるので、レコードを聴くというのも合わないと思う。
    しかし、モチベーションが下がったときに読むと効果的かもしれない。
    紹介されている英文などは、初級者には難しいと思った。
    やっぱり対象の外国語の文を覚えるということは、
    英語に限らず有効らしいということが分かった。

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著者プロフィール

1907年、東京市生まれ。1935年、東京帝国大学大学院修了。智山専門学校(現大正大学)教授、東洋大学文学部教授、成田山仏教研究所参与・理事・主席研究所員等を歴任。1977年、没。
【主要著書】『日本の仏教』(岩波新書、1958年)、『仏教 第二版』(岩波新書、1974年)、『渡辺照宏著作集』全8巻(筑摩書房、1982年)


「2022年 『不動明王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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