私は赤ちゃん (岩波新書)

  • 岩波書店 (1960年3月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784004121367

みんなの感想まとめ

赤ちゃんの視点から描かれる日常は、育児に対する新たな理解を促してくれます。1960年に書かれたとは思えないほど進歩的で、社会問題にも触れられている本作は、親が抱える過剰な心配や不安を普遍的に描写し、時...

感想・レビュー・書評

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  • 赤ちゃん視点で綴られる日常、1960年に書かれたとは思えないほど進歩的で社会問題にも言及している
    赤ちゃんは意思疎通できないだけで本当は色々理解しているのかもなんて思った
    親が過剰に心配する描写なんかはいつの時代も普遍的
    今は育児に関してもネットがあるから昔よりは色々調べられるし便利になったけれど、かえって情報が溢れて錯綜してるのでそれも良し悪しだと思う

  • 確かに1960年に書かれた古い本で、時代と共に、医療も情報もアップデートしている。
    でも、参考にならないとは決して思わないので、⭐︎も5つとした。
    著者である医師“松田道雄”先生の深い、深い赤ちゃんと新米の両親への慈しむ心と愛情を感じたから。
    たくさんの人がこの本で元気ももらったと思う。
    私が父からこの本をもらったように、今、娘にも繋ぐことができたことが嬉しい。

  • 吾輩は猫である、の赤ちゃんバージョンのような趣向の育児本。普通に面白い。団地あるあるのような時代を感じる話題も多いが、基本的なことは変わらないのかも。岩崎千尋の挿絵が時代を越えている。

  • 赤ちゃんの目線から見た世間や人々のありようがよくわかる。育児の参考にしたい。

  • わたしの能力を試したいだけなのだ!

    ショート・ショートみたいな心地よい文章でした。
    親友の出産祝いにあげたい。

  • 自分が父親とてどのようにならなければならないのか、どうように考えていけばいいのか、という参考になればと思って手にした本の一冊。
    この初版は1960年、今から57年も前に出版された本でありながらも、現在でも読まれ続けている本であることから興味をひかれた。

    「吾輩は猫である」と同じく「私は赤ちゃん」はタイトルが指し示すとおり、主人公が生まれたばかりの赤ちゃんである。
    それは赤ちゃんにもちゃんと自覚があり、個性がある。育児書が全てではない。と伝えたかったのだと思う。
    うちの娘も言葉には出来ないが、そういった意思があるんだよな、と改めて考えるようにあった。

    作者の松田道雄先生は、この本を赤ちゃんを病気と考えたいきさつ、その親の心配の起こる状況をはっきりさせれば、親の心配も減るだろうとということで、親の心配の症状論として綴ったらしい。
    正直、今のわたしにはよく変わる。娘が大声でなくと、どこか痛いんじゃないのか、熱があるんじゃないのか、とすぐに考えてしまう。

    腸重積、麻疹(はしか)、喘息、小児マヒなどが病気が出てくる度、我が子がかかったらどうしよう、と心配事がふえた気もする。
    小児マヒなんてしならなかった。いや、知っていたし、テレビなどでは見ていたはずだ。でも、自分には関係無と素通りしていたんだろう。本書のなかでは好きな小児マヒになる子を産んだわけではない、台風にあたってしまうのと同じで不運なだけ、でも不運だからといって投げ出すわけにはいかない、そうだと思う。

    育児書などのマニュアルだけでなく、ちゃんと我が子を親の目で日々見守っていかなければならない、と思わえてくれる本だった。

    最後に、要所々々に赤ちゃんのイラストがあるのだが、無機質に見えたそのイラストが読み進めるにつれて、とても愛らしくみえてきた。

  • 子供が生まれて最初に手に取ったのがこの本で良かった。

    病気に関することだけでなく、育児への心持ちに余裕が出るようなアドバイスもあり、それが赤ちゃん目線で書かれているのでなんとも笑いながらすんなり入ってくる。

    いわさきちひろさんの挿絵がまた物語をあたたかくしている。

  • 母親に勧められて、実家の本棚を30年以上暖めていたこの本を読んだ。子育てに古いも新しいもないなと思った。人の営みは脈々と受け継がれていくんだ。

  • 赤ちゃん目線が新鮮。普通に勉強になる。高度経済成長期時代の子育てがありありと分かる。その世代の人が見たらめちゃおもろいやろな。

  • 臨月中に読破。
    赤ちゃんにも特性や性格、思いがあると気づかせてもらった本。構えすぎず、神経質になりすぎず、赤ちゃんとの日々を楽しみたい。
    時代が違うこともあるが、根本は変わらない。時代を超えて読み継がれていくべき!

  • 育児は不安なことや分からないことが多いが、本書を読んで、心配するあまりに「やりすぎてしまうこと」も良くないのだと改めて感じた。赤ちゃんの様子をよく見ることは大切だが、過度に構えすぎず、赤ちゃんの力を信じる姿勢も必要なのだと思った。
    また、これまで聞いたことのない病気や症状が紹介されており、赤ちゃん特有の体調変化には注意を払う必要があると感じた。
    1960年に発行された本が今も読み継がれているという事実から、時代が変わっても通じる育児の本質がこの本には書かれているのではないかと思った。

  • ふむ

  • 赤ちゃんが主語なの、新鮮で面白く読みました。ただ、時代はかなり古くて、自分の育児に参考にする、とかではなさそう。

  • 1960年発行の本なので古い情報もあるが、赤ちゃんとそれを取り巻く家族や社会の姿はそんなに変わっていないと思わされる。良くも悪くもであるが。また文章が軽快で読みやすく、時代の感じられる風景も楽しい。

  • 赤ちゃん目線で描かれる痛快なエッセイ風の読み物。肩の力を抜いて子育てできそう。思わずクスッと笑ってしまう短編集。育児の合間にストレスなく読める。

    古本でプレゼントして頂いた。

  • 赤ちゃん視点で語られているのがおもしろい!しかも書いているのは男性の医師。
    1960年という、自分の産まれる前の時代は色々大変だったんだなと、思う本。育児の参考には古すぎてならないかも(笑)

  • 赤ちゃん視点で育児を語った本です。

    各家庭の状況を見ない育児書通りの育児を皮肉っています。
    また、赤ちゃん用施設のない遊園地を批判したりしています。

    1960年代に書かれた本なので多少現代にそぐわない内容もあります。

  • 2017.07.19 品川読書会で紹介を受ける。

  • まもなく次女に子どもが生まれるので読んでみた。私が生まれた1960年に書かれた本だか、赤ちゃんからの視点というのが面白く、勉強にもなった。医療情報としては古いものもあるのだろうが、赤ちゃんファーストの視点は今も子育ての基本として有効だろう。

  • 妊娠7カ月に入り、産後の育児に不安を感じたので読んでみた。具体的に育児の様子がわかり、イメージができた。古い本で、時代背景は異なるものの、内容は現代でも十分に参考になる。

    赤ちゃんは何でも分かっている、とよく言われるが、本当にそうなのかもしれない。泣くことしか表現方法を知らないだけで、いろいろなことを感じ、それを泣くことで親に訴えかけているのだ。生まれたばかりのときは、おなかがすいた、暑い、寒い、といったことを泣いて訴えるが、2~3カ月すると脳が発達してきて夢を見るようになり、怖い夢を見て夜泣きすることがある、というのは参考になった。

    親としてやるべきことは、まずは赤ちゃんの安全を守ってあげることであり、多くの育児書を読んだり、手をかけすぎる必要はないということが分かって安心した。

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著者プロフィール

著者 松田道雄(まつだみちお) 1961年生まれ、生まれも育ちも今も山形県山形市 
中学教師(社会科)、着想家、社会教育家、ポリネーター(ワークショップほか企画作りの相談請負人)
1993年「壁画—ニット」プロジェクトで、ロレックス国際賞受賞 
●著書 『駄菓子屋楽校』(新評論、2002)
『だがしや楽校のススメ』(共著、創童舎 2003年8月発売)              『だがしや楽校を開こう』(仮)(共著、新評論)
 ※「だがしや楽校」は全国に広がりつつある
ラヂオ社会教育講座「天分楽校」 VigoFM78.8MHzHP:http://www.vigofm.co.jp/

「2003年 『天分カフェ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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