私は赤ちゃん (岩波新書)

著者 : 松田道雄
  • 岩波書店 (1960年3月17日発売)
3.99
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004121367

作品紹介・あらすじ

はじめての赤ちゃん。待ちに待った誕生。しかし、新米の母親父親にとって子育ては不安の連続でもある。授乳のしかた、衣服の調節、夜泣き、離乳、加えて下痢や発熱、ひきつけなど赤ちゃんの病気も多い。ゆったりした楽しい気持ですこやかな赤ちゃんを育てるために、家庭は、社会はどうあってほしいかを、赤ちゃんの目を通して考える。

私は赤ちゃん (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • もちろん情報が古いことは多々ありますが
    育児書としてすばらしい傑作です。
    今まで読んだ中でベスト3には入ります。

    言葉づかいがほのぼのとするし
    いわさきちひろさんの挿絵も見事。

  • 子供が生まれて最初に手に取ったのがこの本で良かった。

    病気に関することだけでなく、育児への心持ちに余裕が出るようなアドバイスもあり、それが赤ちゃん目線で書かれているのでなんとも笑いながらすんなり入ってくる。

    いわさきちひろさんの挿絵がまた物語をあたたかくしている。

  • 母親に勧められて、実家の本棚を30年以上暖めていたこの本を読んだ。子育てに古いも新しいもないなと思った。人の営みは脈々と受け継がれていくんだ。

  • 妊娠7カ月に入り、産後の育児に不安を感じたので読んでみた。具体的に育児の様子がわかり、イメージができた。古い本で、時代背景は異なるものの、内容は現代でも十分に参考になる。

    赤ちゃんは何でも分かっている、とよく言われるが、本当にそうなのかもしれない。泣くことしか表現方法を知らないだけで、いろいろなことを感じ、それを泣くことで親に訴えかけているのだ。生まれたばかりのときは、おなかがすいた、暑い、寒い、といったことを泣いて訴えるが、2~3カ月すると脳が発達してきて夢を見るようになり、怖い夢を見て夜泣きすることがある、というのは参考になった。

    親としてやるべきことは、まずは赤ちゃんの安全を守ってあげることであり、多くの育児書を読んだり、手をかけすぎる必要はないということが分かって安心した。

  • 1960年発行のお医者さんが書いた育児書。
    昔の子育ての様子がわかっておもしろい!
    ちょうど母が生まれた頃か。
    1歳にならない子にキャラメルを与えたり、
    ミルクではなく牛乳で育ててたり。
    今と色々違うけど、親があれこれ悩むのは同じ(^^)

  • 自分が父親とてどのようにならなければならないのか、どうように考えていけばいいのか、という参考になればと思って手にした本の一冊。
    この初版は1960年、今から57年も前に出版された本でありながらも、現在でも読まれ続けている本であることから興味をひかれた。

    「吾輩は猫である」と同じく「私は赤ちゃん」はタイトルが指し示すとおり、主人公が生まれたばかりの赤ちゃんである。
    それは赤ちゃんにもちゃんと自覚があり、個性がある。育児書が全てではない。と伝えたかったのだと思う。
    うちの娘も言葉には出来ないが、そういった意思があるんだよな、と改めて考えるようにあった。

    作者の松田道雄先生は、この本を赤ちゃんを病気と考えたいきさつ、その親の心配の起こる状況をはっきりさせれば、親の心配も減るだろうとということで、親の心配の症状論として綴ったらしい。
    正直、今のわたしにはよく変わる。娘が大声でなくと、どこか痛いんじゃないのか、熱があるんじゃないのか、とすぐに考えてしまう。

    腸重積、麻疹(はしか)、喘息、小児マヒなどが病気が出てくる度、我が子がかかったらどうしよう、と心配事がふえた気もする。
    小児マヒなんてしならなかった。いや、知っていたし、テレビなどでは見ていたはずだ。でも、自分には関係無と素通りしていたんだろう。本書のなかでは好きな小児マヒになる子を産んだわけではない、台風にあたってしまうのと同じで不運なだけ、でも不運だからといって投げ出すわけにはいかない、そうだと思う。

    育児書などのマニュアルだけでなく、ちゃんと我が子を親の目で日々見守っていかなければならない、と思わえてくれる本だった。

    最後に、要所々々に赤ちゃんのイラストがあるのだが、無機質に見えたそのイラストが読み進めるにつれて、とても愛らしくみえてきた。

  • し図。リクエストして他館貸し出し。
    2017/9/14

  • 「えっ こんな時 どうしたらいいの?」
    「あーっ もう どうしよう」

    初めて母になる若いお母さん
    その横にいらっしゃる若いお父さん
    その他
    赤ちゃんを初めて身近にされる人たちに
    ぜひ 手に取っていただきたい
    一冊

    どんな時代でも
    どんな国でも
    赤ちゃんは産まれてきた
    そして
    そこで育っていく
    そこに発生する さまざまな悩み、質問は
    インターナショナルでありますね

    私たち日本には
    松田道雄さんがいらっしゃった

    続編の「私は二歳」もお薦めです

  • 赤ちゃん目線で書かれた育児本。本書から伝わってくることは、ケアは必要最低限で十分だということ。赤ちゃんも嫌だったら泣くし、嫌じゃなければほっといて良いのかもしれない。1960年初版と少し情報が古い気もしますが、始めての我が子に対面する前に読んでおきました。

    BCG→結核の予防注射

  • 子供は環境で育つ。
    親はその1つにすぎない。

    0歳育児で苦しかった時に、この言葉に少し救われた。

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