私は二歳 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 139
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004121374

作品紹介・あらすじ

子どもは二歳になると、からだも心も成長し、個性がはっきりしてくる。しつけが始められ、母親と父親の考え方の違い、おばあちゃんとの育児をめぐる対立も出てくる。夜尿、どもり、テレビ、体罰など、しつけや子どもの心理の問題から、突然の発熱、腹痛など病気の症状や手当てまで、わかりやすく説かれた新しい型の育児書。

感想・レビュー・書評

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  • ◆きっかけ
    Amazon。『うたのえほん』を検索した時に「こんな商品も…」の欄に出てきて。2017/4/4
    ◆感想
    し図。リクエストして『私は赤ちゃん』と共に他館貸し出し。
    1961年発行の本書。文庫本ということもあって、相当年季入ってボロボロになっていた。私は赤ちゃんよりも、子どもを取り巻く環境やケガ病気、大人社会のことについても触れられていて、物語を読んでいるようで面白かった。まさに両親が2歳になる年に発行された本だけれど、両親に聞く子ども時代の話よりも、現代に近いような気がした。団地という舞台設定のせいだろうか。
    2017/9/14

  • 2歳のこどもの一人称で、彼を取り巻く毎日が語られる。パパママとの団地暮らしから、パパの実家に引越しておばあちゃんと同居になり、という中で、ゴテたり病気になったり友達と遊ぶ中でいろいろあったりといろいろある。
    最初は、なんで2歳の考えてることが著者にはわかるんだと違和感あったけど、だんだん、ああ、息子もゴテてるときこんなこと考えてるのかもなーと思ったりで、総じておもしろかった!!
    あ、こういうことまで2歳だとできるって考えていいんだねとか(この本だと1人で友達のとこに遊びに行ったりする)。
    ホント、ゴテられるとどう対処するのがいちばんいいのかなって毎回思う。あんまりこっちが屈してばかりでもガマンが身につかないなんてことになったら困るなと思うし…。

  • 子供が2歳になったので読んでみた。
    子供の話だけではなく、嫁姑問題とか、近所の子供同士の付き合いの問題とか。
    しかし当時の2歳児は一人で遊びにいったりしたのか・・・
    今では考えられないかも。

  • 赤ん坊一人称(でもなぜかオッサン口調)による衝撃的なエッセイ、『私は赤ちゃん』の続編。二歳児になってその語り口にはますます磨きがかかり、誰がしゃべっているのかよく分からなくなったりします。お主、本当に子どもか…? 内容は今回も素晴らしく、嫁姑問題にかこつけて、ゴテたもん勝ちの戦略を取る坊やなど、大変楽しく読めました。この辺は案外、子どもは本当に計算するんだろうな…という気もする。こういう風に、子どももひとりの人間として、考えを持って生きているんだってことを認めないとなぁと思うのでした。

  • 子育てに関して、というよりも、当時の家族、夫婦の会話から時代が見えて面白い。

  • 子供が2歳の頃読んでみた。我輩は2歳である、というユーモラスな視点で周囲を分析しており、読み物としてもオモシロイ。

  • 私は赤ちゃんがとても良かったのでこちらも。
    松田道雄先生は期待を裏切りませんでした。
    早期教育やしつけについてもおもしろかったですし、子供同士の関係や嫁姑問題など、こどもをとりまく人間関係にフォーカスしていて、2歳ともなると一人の人間として社会との関わりが増えてくるんだなあと、現在1歳児の母として心の準備ができたかも。

  • 二歳の坊やを主人公にしたお話。
    語り手は坊や。
    子どもの行動についての子どもの言い分や、
    大人の子供に対する態度
    大人同士のやり取りに対しての
    子どもの気持ちや意見が述べられている。

    確かに子どもはそんな風に思ってるのかもな、と思う箇所も結構ありました。


    古い本なので、
    医療にしても、社会的な背景や家族的な背景にしても
    この本の世界と現在とでは違いがあるように思いますが
    それでも
    面白く読めました。

    育児本のカテゴリーだと思いますが、
    隣近所の人がでてきたり
    嫁姑問題があったり
    読み物として読むのも良いかと。
    パパとママのやりとり、
    小児科の先生のおしゃべりもなかなかよくできていて面白かった。

  • 『私は赤ちゃん』に続く、乳幼児視点で育児を描いたエッセイ風実用書。中盤から姑との同居篇が始まります。
    同居はファンタジー気味な和解を果たしますが、50年前という事を鑑みると作品的に許容範囲内かと。そこまでの、認識に差を抱えながら折り合いを付ける姿は悪くないと思いました。
    ちなみに映画化されていて、若い父親役が船越英二という辺りに歴史を感じました。

  • 子供を育てている人、または子供を持つ予定がない人でも、面白く読める。

    私は性善説を信じます。

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プロフィール

著者 松田道雄(まつだみちお) 1961年生まれ、生まれも育ちも今も山形県山形市 
中学教師(社会科)、着想家、社会教育家、ポリネーター(ワークショップほか企画作りの相談請負人)
1993年「壁画—ニット」プロジェクトで、ロレックス国際賞受賞 
●著書 『駄菓子屋楽校』(新評論、2002)
『だがしや楽校のススメ』(共著、創童舎 2003年8月発売)              『だがしや楽校を開こう』(仮)(共著、新評論)
 ※「だがしや楽校」は全国に広がりつつある
ラヂオ社会教育講座「天分楽校」 VigoFM78.8MHzHP:http://www.vigofm.co.jp/

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