世界史概観 下 (岩波新書 青版 600)

著者 :
制作 : 長谷部 文雄  阿部 知二 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 201
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004130048

感想・レビュー・書評

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  • 「すでに人口が密で生産のさかんな東洋では貿易という動機がいつまでも支配的で……あったが、アメリカにおけるヨーロッパ人は、生産活動の水準の非常に低い社会が相手だったので、金銀を探索するために頑張ってみるという新たな動機を見出した」(54頁)

    征服活動にも金と兵隊がいるわけで、それよりも貿易をした方がよいという理屈だったのかな。

    翻訳が直訳みたいで、読みにくいので残念。

  • やっと上下が読み終わった.59章は全世界に対するメッセージであった.我々は物質に対する知識を明白にし,物理的な幸せを手に入れた.そして現在は,思想的な部分を精密に,確実に理解して国際的な問題を解決し,精神的な幸せを手に入れる段階にあるのだと.

  • ウェルズの思想が色濃く反映された著書であって歴史を学ぶのなら他に適切な本がありそう。私は世界史に詳しくないが日本の記述から違和感や疑問点を相当に覚えるので、他の国の記述点も、詳しく知っている方ならおかしいと感じる点が多々あるのだろうと思う。
    世界大戦が始まってからはリアルタイムで経験したウェルズの表現が面白い。ウェルズはイギリス生まれのためイギリス贔屓の内容が目立つ。
    1964年で本書は終わっている。今は2013年。第二次世界大戦があまりにも近い、と本文中に書かれているを見ると私のような若造にとっては本書の出版年月と時の流れというものを意識せざるを得ない。

  • 正直世界史わからないし、わからないからその認識が正しいのか正しくないのかがわからず、信用がおけなかった。

  •  下巻へと進んだが、今日この本を図書館に返さなければいけなかったのであわただしく読んでしまった。上巻の時にも書いたと思うけど、日本からみたのではない、イギリスからみた世界史という物は少し異質な感じがしたが、世界史という物を冷静にみるために、本当に客観的にみていくためにはこのような方面からの本を読むべきだったし、この機会にこれを読むことができて良かった。
     ところでないように関してだが、本編(第二版)の方では第二次大戦中のまっただ中までであって、非常に絶望的な見解が述べられている。しかしそれは付録(第三版)の追加部分では、そんなに悲観的な物にはなっていない。二版の部分と三版の部分がこのように分けられていると、ウェルズの居た時代のウェルズの声の移り変わりがよくわかった。第二版の時には誰が日本に原子爆弾が落とされると予想しただろうか、また誰が国際連合という国際連盟のようなあまりに陳腐な国際組織にとって変わる物が生まれると予想しただろうか。そう考えてみるとこれからの世の中良くも悪くも、どうなるのかわからないのではないだろうか。そんなことを考えてみるとまだまだこれからも世の中を見つめ生きて行こうと思う。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4004130042
    ── ウェルズ/長谷部 文雄&阿部 知二・訳《世界史概観〈下巻〉1950-19500710 岩波新書》
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19460813 ややこしや ~ ウェルズの新旧概観 ~
     

  • 上下巻

  • 上・下巻を通じて人類の誕生から第二次大戦までの‘人類史’を描く。
    世界の流れを知る、という単純な動機から読み進めるうちにウェルズの博識から生み出される緻密な情報と文才で小説を読んでいる気にさえなる。普遍的な内容ではあるが、ヨーロッパの文明を若干批判しているところが主観的で面白い。

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