粘土に書かれた歴史―メソポタミア文明の話 (岩波新書 青版 321)

著者 : E.キエラ
制作 : 板倉 勝正 
  • 岩波書店 (1958年8月18日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004130109

粘土に書かれた歴史―メソポタミア文明の話 (岩波新書 青版 321)の感想・レビュー・書評

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  • 2013 8/15パワー・ブラウジング。司書課程資料室の本。

    図書・図書館史授業用。粘土板に書かれた古代メソポタミアの歴史を扱う本。
    原著は1938年、日本語訳も昭和33年=1958年に出たものなので最新とはいいがたいものの(エブラの発掘とかその後だし)、ところどころ授業で使えそうな記述あり。
    以下、気になったところのメモ。

    ・p.63~64 文字の読み書きができる者は少なくても、商業の記録は残っている理由について・・・書類は代書屋が作成、署名は印章=はんこで。
     ⇒・さらに作成した文書に追記などをされる偽造を防ぐため、原書作成後にひとまわり大きい粘土("封筒")でくるんで、そちらにも全く同じ内容を書いてはんこを押す。中身に手がつけられなくなるので偽造が防げるし、封筒に何か追記しても、乾いてから封筒を割って中身を出せば、原書を確認できる

    ・p.168 アッシュールバニパルの図書館は、古今東西の粘土を集めただけではなく、それをアッシリア語に翻訳する作業も行われていたとの記述あり。まさに知的生産活動の場であり、その利用・共有を意図している
     ⇒・公開されていたかどうかはわからないとしている。
      ←・公開されていたって記述がある本もあったよな? あとでうらとりする

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