京都 (岩波新書)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004130956

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    京都の発展のあとを地域的にたどり、千年の古都というその歳月を、都の中に求める試みが本書である。
    太秦の地に歴史の胎動を探り、街の規矩に平安朝の繁栄をしのぶ。
    古えを彷彿させる祇園祭。
    歴代王朝に因縁深い嵯峨・宇治・大原。
    京都を愛し、長くこの地に住む歴史家が、遺跡をめぐり時代を再現する。
    これこそ真の京都案内書といえよう。

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 現在住んでいる京都。

    その京都を歴史や地理の視点から考察・紹介した一冊。


    歴史の知識がゼロに等しい僕には難儀な内容でしたが、地理によって分けて説明した部分もあったため、途中で投げ出さずに読了することができた。

    もう一度読み返した時に、歴史関連の説明も楽しめるように、これから知識をつけたい。

  • 京都の発展のあとを地域的にたどり、千年の古都というその歳月を、都の中に求める試みが本書である。太秦の地に歴史の胎動を探り、街の規路に平安朝の繁栄をしのぶ。古えを彷彿させる祇園祭。歴史王朝に因縁深い嵯峨・宇治・大原。京都を愛し、長くこの地に住む歴史家が、遺跡をめぐり時代を再現する。これこそ真の京都案内書といえよう。

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著者プロフィール

一九一四年(大正三)、石川県に生まれる。三八年(昭和十三)、京都帝国大学文学部国史学科を卒業。日本史研究会の発起・代表委員。立命館大学教授、京都大学人文科学研究所教授、同所長、京都国立博物館館長、日本学士院会員を歴任。部落史・女性史・地方史の開拓に貢献。九〇年、朝日賞受賞。九八年(平成十)、逝去。『古代国家の解体』『中世社会の基本構造』『中世芸能史の研究』『民衆生活の日本史』『紅と紺と』『京都の歴史』『町衆』などの多数の編著は『日本史論聚』(全八巻)に収録。自伝『一歴史家の軌跡』がある

「2019年 『日本史のしくみ 変革と情報の史観』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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