政治家の文章 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004140382

作品紹介・あらすじ

作家武田泰淳氏は、政治家(宇垣・浜口・近衛・重光・鳩山など)の文章を取りあげて、その人間像を見事に描き出す。少年時代の作文、憂国の心情を吐露したもの、艶福の想い出を書いたもの、そして遺書などを縦横に解剖する中から、政治を動かした人間と時代の交鎖を描き出し、大正・昭和の深部をのぞく興味とともに日本人というものを考えさせるユニークな書。

感想・レビュー・書評

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  • 対象たる政治家の人物、事跡に親炙していない。4ページある口絵写真が興味深い。まるで外国人に見える人が多い。東條英機はヴォルテールの子孫だそうだ。原民喜は彼の身内。図書館本。 132

  • 政治家の日記等の文章に関する本である。

  • 中国文学(漢文)の専門家でもある武田泰淳氏の能力が活かされた大変読み応えのある書です。古本屋だと100円だったりする。

  • [ 内容 ]
    作家武田泰淳氏は、政治家(宇垣・浜口・近衛・重光・鳩山など)の文章を取りあげて、その人間像を見事に描き出す。
    少年時代の作文、憂国の心情を吐露したもの、艶福の想い出を書いたもの、そして遺書などを縦横に解剖する中から、政治を動かした人間と時代の交鎖を描き出し、大正・昭和の深部をのぞく興味とともに日本人というものを考えさせるユニークな書。

    [ 目次 ]
    1 「政党政派を超越したる偉人」の文章
    2 思いがけぬユウモア
    3 二人のロシア通
    4 ある不思議な「遺書」
    5 近衛の「平和論」
    6 A級戦犯の「日記」
    7 「政党全滅」をめぐるもろもろの文章
    7 徳田球一の正直な文章

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著者プロフィール

一九一二(明治四十五)年、東京・本郷の潮泉寺住職大島泰信の次男に生まれる。旧制浦和高校を経て東大支那文学科を中退。僧侶としての体験、左翼運動、戦時下における中国体験が、思想的重量感を持つ作品群の起動点となった。四三(昭和十八)年『司馬遷』を刊行、四六年以後、戦後文学の代表的旗手としてかずかずの創作を発表し、不滅の足跡を残した。七六(昭和五十一)年十月没。七三年『快楽』により日本文学大賞、七六年『目まいのする散歩』により野間文芸賞を受賞。『武田泰淳全集』全十八巻、別巻三巻の他、絶筆『上海の蛍』がある。

「2018年 『目まいのする散歩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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