音楽の基礎 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 772
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004140573

作品紹介・あらすじ

人それぞれに音楽を聞き演奏して楽しむ。しかしさらに深く音楽の世界へわけ入るには、音楽の基礎的な規則を知る必要がある。本書は、作曲家としての豊かな体験にもとづいて音楽の基礎を一般向けに解説したユニークな音楽入門。静寂と音との関係から、調性・和声・対位法までを現代音楽や民族音楽を視野に入れつつ詳述する。

感想・レビュー・書評

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  • 静寂は、音楽の基礎。

    書いた音を消し去るということは、とりも直さずふたたび静寂に戻ることであり、その行為は、元の静寂のほうがより美しいことを、みずから認めた結果にほかならない。


    リズムは音楽の要だ。
    音楽の基礎であり、音楽に命を吹き込み、音楽を超えた存在である。

  • 音楽に触れて、何となくしか感じられないことに思うところがあり。

    楽譜で表せること、表せないこと。

    生きる人が奏でるものなので、時代とともに変わり、これからも留まらない。

    その中で、音楽が何によりできているのか、どのような要素があるのか、様々な角度から説明される。

    音楽が共有され、再現されるために。

  • 人間の営みのひとつ音楽を俎上に載せ論じるならこうなるのでしょう。
    他の人もレビューで言っているように、音楽が存する為の、静寂に関しての洞察が真っ先に語られているのは面白いです。
    クラシックやオーケストラに明るい人、経験者なら時々出てくる楽曲例や作曲家のエピソードが一層楽しめるでしょう。

    でも庶民にはハードルが高いなあ。
    中盤からちんぷんかんぷんになる虞が大いにあります。
    クラシック、和声、楽典を少々齧った程度の私がそう思うので、そういうのを何も知らずすらすら通読しようにも辛い部分があるかと。
    全部が全部読まなくても、興味の持てそうなところ、ついていけるところをつまんで読めば良かろうと思います。
    楽譜が読めるようになりたいならそのような本、音楽史が知りたいならそのような本、楽器が弾きたいならそのような本を別に求めましょう。

    「音楽の基礎」を手堅く十分適当に書いた本です。
    内容の薄い新書も増えましたが充実の良書。

  • kindle価格:799円/獲得ポイント:159pt

  • 静寂と音楽の対比に始まり、「音楽」というものを構成する要素について努めて簡便に記されている。
    初版が出版されたのは1971年であり、いわゆる現代音楽に対しての言及がライブ感溢れるものとなっている。
    また、調性というものが意味をなさないような時代においてソヴィエトは例外であったという記述など世界史の観点でも興味深い箇所が散見される。
    予備知識なしに読むにはかなり歯ごたえがある内容で、そういう意味では新書としてはもう一段の噛み砕きが望ましいかもしれない。
    しかし、70年代当時であればこの内容でも理解できる人が大半だったのかもしれない。

  • 661円購入2011-06-28

  • 2011/4/29 My本棚のこれまでに登録していなかった本を登録。
    古い本、こだわりの本がある。
    TT用も 

  • 2011/03/20

  • ジャンルを問わず西洋音楽およびその派生する音楽を愛好する方には一度は読んでみて欲しい本。
    静寂と音から入り、音楽について再考できた。
    ちょっと難しいかも。

  • 「八甲田山」や「八つ墓村」などをはじめ多くの映画音楽なども手がけた作曲家の芥川也寸志氏の音楽の基礎をまとめたもの。すでに古典の域に入っている感も否めませんが、新書サイズの楽典として、内容は濃く、一読の価値はあります。一応、一般向けに書かれているとなっていますが、ある程度は音楽の基礎がないと理解しづらい内容だと思います。中世から近代、そして現代の音楽やヨーロッパと日本など色々と対比された説明は面白く読みました。

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