モロッコ (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004150701

感想・レビュー・書評

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  • まったりとした感じ。
    戦争前にこんなところを旅した日本人がいたことに驚き。
    著者は何者か?かなりの変人ではあったようですが
    古き良き?インテリの香り。
    昔の旅は気力知力体力が必要だなあ~。

  • (1997.09.04読了)(1991.09.15購入)
    内容紹介 amazon
    モロッコはアフリカ大陸の最もヨーロッパに近接した土地として、フランス文学や政治の上に大きな影響を与えてきた。戦前にこの土地をくまなく旅した著者が、精彩ある文章に記して描きつくした植民地モロッコの統治組織、風俗、信仰――。自立を喪い、固有の文化を蝕まれた民族の哀しい姿が、ここにまざまざと浮かびあがる。

  • 保護国的支配や民族的偏見が時代を感じさせる。
    なんというか、資本主義が世界を席巻する前の「よき時代」の感を上流階級の視点からはもつことができる。一方でモロッコの一般庶民の状況はそれとは異なって生活に必死なものであり(ex.娼婦, 乞食)そうして視点に還らせてくれる働きもしている。しかし、これだけの旅に出ることのできる筆者はどれだけ優雅な階級だったのだろうか…

  • [ 内容 ]
    モロッコはアフリカ大陸の最もヨーロッパに近接した土地として、フランス文学や政治の上に大きな影響を与えてきた。
    戦前にこの土地をくまなく旅した著者が、精彩ある文章に記して描きつくした植民地モロッコの統治組織、風俗、信仰――。
    自立を喪い、固有の文化を蝕まれた民族の哀しい姿が、ここにまざまざと浮かびあがる。

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著者プロフィール

1962 年、千葉県生まれ。学習院大学経済学卒業後、金融機関勤務
などを経て、1991年より日本財団(日本船舶振興会)に勤務。現在、
広報チームリーダー。東海大学海洋学部非常勤講師。海上保安体制、
現代海賊問題などに詳しい。著作に『天気で読む日本地図』『海の
テロリズム』『日本の国境』など。

「2021年 『新世界 海賊の作法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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