- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004150947
感想・レビュー・書評
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金大生のための読書案内で展示していた図書です。
▼先生の推薦文はこちら
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18350
▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN01829280詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
法学者である著者が、1892年に山口県に生まれてから、京都の学生時代までを振り返った自伝。
三高生の頃、人生と学問の意義について思い悩み、郷里で農業に従事することを決意するも、一年で翻意・復学し、改めて学問の道を志すという経緯などに、旧制高校的な教養のあり方を感じます。
巻末に付された「教学十話」は、著者が学者としての人生を回顧しつつ、若い人に向けて語りかけたエッセイです。 -
[ 内容 ]
山口の農村に生まれ、田園のなかで過ごした幼年時代から、多感な中学時代、「何のために生きるのか」について悩みぬいた三高時代、そして意欲に燃え勉学に明け暮れた京都大学での学生時代までを、明治大正期の風俗をおりまぜて描き出したユニークな自伝.京大事件など波乱の多い学者生活についての回想「教学十話」を付す。
[ 目次 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
面白かったが、明治の学生風俗はあまりにも遠くなった。
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http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4004150949
── 末川 博《彼の歩んだ道 19651020-19680610 岩波新書》